- Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
- / ISBN・EAN: 9784762827662
作品紹介・あらすじ
ヒトが社会的関係を形成・維持する上で不可欠なユーモアや笑いという現象は,どのようなメカニズムで生み出され,理解されるのか。また,心理的健康や集団内での人間関係といった日常生活場面に対してどのような影響を与えるのか。ユーモアや笑いに関する既存の心理学的実証研究を体系的・網羅的にまとめ上げ,今後の研究・実践の方向性を示唆。
感想・レビュー・書評
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笑い・ユーモアについての網羅的なレビューになっていると思う。2011年(原書は2007年)のものだから、その後の10年でどのような研究が行われているのかはチェックしてもよいと思うし誰か追加でレビューしてほしい。
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「7章 ユーモアセンスとパーソナリティとの関係」をチェック
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ユーモアに関する心理学的理論や、心理学研究の知見がまとめられています。ユーモアやポジティブ感情に関する心理学に興味がある方には絶対にオススメしたい一冊です。「理論と初期の研究」「ユーモアと認知心理学」「ユーモアと社会心理学」「ユーモアと笑いの心理生物学」「ユーモアセンスとパーソナリティとの関係」「ユーモアと精神的健康」「ユーモアと身体的健康」「心理療法、教育、職場でのユーモアの活用」などの章があり、自分の興味がある章を読むだけでもとても勉強になると思います。訳書ですが、とてもきれいな日本語に訳されているため読みにくさはありません。本当は、この領域に関心のある方には購入してほしいくらいオススメの一冊なのですが、買うとなかなか高いので、ぜひ筑波大学の図書館に所蔵されているものを手にとってみてください。
(ラーニング・アドバイザー/心理 KANAI)
▼筑波大学附属図書館の所蔵情報はこちら
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1432988