- Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763005113
作品紹介・あらすじ
ワーカホリックの父と、マシンガントークの母、みえない瞳でみつめる君と、みえない僕のカラダについて、僕ハ、カナリ、悩ンデル。
感想・レビュー・書評
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見えてるってどういうことなのか、私たちはいつも一体何を見ているのか。
見えなくなって見えるもの。見えないからこそ見えるもの。
当たり前が当たり前ではなくなった時に初めて見えてくるものがある。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
やっぱりアンドリュー・クレメンツ氏の本はおもしろい。「目に見えなくなる」という設定がなかなかイメージしづらかったが、読み進めていくうちに引き込まれていった。「目に見えないボビー」と「目が見えないアリーシャ」の出会い・友情・そしてラブストーリがハラハラワクワクさせてくれた。
「です・ます調」「である調」と訳へのこだわりも注目。
結末のシンプルさとひらめきは何かに通じる気がした。図書館の舞台設定も嬉しい。 -
ある日突然,自分の姿が見えなくなっちゃったらどうする?寒い冬に街を歩く時も,服を着て歩いたら大変なことになっちゃう・・・だって・・・・体が見えないから,服だけが浮いている?靴がかってに動いている?帽子が宙に浮いている?そんな大変なことになった主人公の少年が唯一ふつうに話せる相手は,どんな人かしら?
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僕ハ誰カラモ注目サレテイナイ
誰モ僕ヲ見テイナイ
僕ナンカ見エテナイノト一緒
15歳の少年がある朝
透明人間になってしまう
そして目の見えない少女との出会い
表紙のデザインが好きで
思わず手に取った一冊
軽いテンポで進んでいき
最後はなんとなく
暖かい気持ちに包まれます
結構大好きっ
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透明人間になっちゃった僕と、目の見えない彼女のお話。
ページ数の下にぱらぱら漫画がついていたりしてかわいい。
手を振りながら男の子が消えていくんですよ。ぱらぱら〜。
あとがきでも触れてるんですが、これ、「だ・である調」と「です・ます調」が混在してるんですよね。
気持ち悪いなと思っていたら、原文が全部現在形で書かれているのでその雰囲気を出す為だとか。
と言われてもなぁ……。
後、注がついている単語がちょっと変な感じ。わざわざ注いるか?みたいなのについてる。
前もこういうのあったような気がしますが、もしかしてあれも求龍堂だったかしら。
装幀 / 求龍堂デザイン工房部
原題 / THINGS NOT SEEN (2002) -
ある日、透明人間になってしまった少年のお話。
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アメリカの絵本・児童文学作家であるアンドリュー・クレメンツの"Things not seen"の翻訳版。ちょっと長めなものの主人公の成長やかわいらしい恋模様などかなり面白く読めた作品。本についているぱらぱらマンガもかわいいですよ☆<05.04.29読破>