僕のアルバム

著者 :
  • 求龍堂
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763007292

作品紹介・あらすじ

好きなものしか撮らない夫のモデルとなり、好きなことしかしない夫を影で支え、それが幸せだった。植田正治の没後発見されたネガの束より編纂した妻を被写体とした1935‐50年代の未発表写真。

感想・レビュー・書評

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  • 好きなものしか撮らない夫のモデルとなり…って、もうそれだけでグッと来る。「パパとママと子供たち」がいい。いつかうちも砂丘で植田調の家族写真を撮ってみようと心に決めた。

  • 植田正治の愛妻、紀枝さんがテーマの写真集。無垢な表情、とくにカメラ(夫)を見つめる澄みきった目がなんとも美しい。砂丘で少しまぶしそうにポーズをとる様が、実に可愛い。

  • 植田正治の没後見つかったネガ群から発掘・編集された、写真家のプライベートな作品集。
    とにかく、女学校を卒業して即結婚・式当日までお互いの顔すら知らなかったという嫁が初々しくて超可愛い!ザ・新妻!

  • 植田正治は本当に美しい写真を撮る。
    奥様や子ども達、家族を本当に愛していたんだなあ。
    私の好きな奥様の袖を両側から子ども達が引っ張っている写真も掲載されている。

  • 植田さんの撮る人物、好きです。
    砂丘で撮ったファッション系のも、
    子供たちのスナップも好き。

  • もともと植田正治さんが好きで、
    たまたま立ち寄った本屋でみつけた一冊。
    植田正治さんから見た奥さんの一冊。
    直接的ていうより、
    間接的?なほわほわした愛情が滲みでてる、
    すごくすてきな一冊です。

  • すてきな写真たち。

  • 結婚するまで顔も知らなかった奥さんとの間に育まれた物語を、写真を見ながら色々と思い巡らせてみたくなる。それにしても素朴な顔立ちで美しい人だ

  • この写真集見てると泣きそうになるんですよ。
    普段展示とか見に行っても物販って滅多に買わないのだけれど、思わず買ってしまった。
    何気ない静物写真(絵画を見ているような気分になる)、ノンフィクションの写真、フィクションの写真、フィクションとノンフィクションの中間の写真、どの写真を見ても素敵でよく撮れてるなぁって思う。

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著者プロフィール

1913年鳥取県生まれ。一貫して山陰地方で制作を続け、家族や少女、鳥取砂丘やオブジェを題材にした独特の造形世界を作りあげ、世界的に高い評価を得ている。主な作品集に『童暦』『小さい伝記』など。

「2016年 『植田正治作品集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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