- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763131973
作品紹介・あらすじ
道具を選ぶ。字にメリハリをつける。下手だからこそ、ひと手間加える。-練習せずに字がきれいになる3つのステップ。
感想・レビュー・書評
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「キレイな文字は、毛筆の特徴を持った文字」というのは理解していたけど、「そもそも、硬筆で線の強弱を表現するのは無理!」と思ってた。だけど、ボールペンでも適切な道具使って、起筆/トメ/ハネ/ハライに気をつければ、そういった表現は可能と。この指摘が、自分の中では一番有益な情報だった。
道具選びについては、ボールペンの油性/水性だけでなく、染料/顔料の違いによる発色の違いにも言及されてて、この話も新鮮だった。これまで書きやすさだけで、ジェットストリーム一択だったけど、ボールペン選びに新しい観点を与えてくれた。
非常に良い本だけど、前半のペン字教育へのディスが冗長で、読むべき部分は全体の半分くらい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きなだけ食べ運動しないで痩せる!(笑)に近い怪しさを感じるタイトルですが、なるほどなるほどと納得しながら読み、日本が誇る超高性能低価格ペンをコンビニで早速買いました。発色は濃く、漢字の三は一画目と二画目が同じ長さでOK、ゆっくり書く、縦書きには罫線を三本足す、ひらがなは縦の線をしっかり長く、偏は右に揃え旁は真ん中に寄せる、これから意識してみたいと思います。
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「これから意識してみたいと思います。」
それで、綺麗に見えるようになりましたか?(試してみようかなぁ、、、)「これから意識してみたいと思います。」
それで、綺麗に見えるようになりましたか?(試してみようかなぁ、、、)2014/04/08
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参考になった。
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本書の内容はタイトルどおり。
一般に浸透しているなぞり書きやら地道な字の練習ではなく(それらを一部批判しつつ)、シンプルな方法で字がキレイに書けるようにと指南されている本。
ボールペン習字の通信講座を始めたり、メインの筆記具を万年筆に変えた私が最近よく思うのは、ある限られた場面で一時的にそれなりにきれいな文字が書けることと、日常的かつ恒常的に読みやすく・うまい字が書けることとは別物であるということ。
本書は前者寄りかと思います。
私が目指すのは後者。
地道にコツコツと歩を進めていきたいと思います。 -
なぜ自分の字が下手なのか考えたことがあるかとの問いかけに絶句した。ヘタなのは自覚しているが、「なぜ?」と考察したことはなかった。
起筆、ハネ、ハライ。取り敢えずこの三つを意識するように。全て雑だった。
線を書く速さは秒速1cm。字が上手い人ほど丁寧に書く。確かに自分の周囲を見てもそうだ。
「練習しないで〜」は羊頭狗肉だが、自分の字がなぜ汚いのかが理論的に分かった。 -
気軽に試せるのがよい。
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似たような本を続けて読んだから内容がごっちゃになってる(泣)
筆記用具はさっそく購入しようと思ったが、店頭で試し書きしたら私にはあまりしっくりこなかったので購入せず。 -
綺麗な字とは書道の字とは目から鱗だった。とめ・はね・はらいを気にするなどを実践したら、綺麗とは言い難いが、以前よりは整った字を練習なしで書けるようになったので効果あり。
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目からウロコといいますか。練習しなくても確かに「読んでもらえる」字がかけるようになりました。これはすごい。「綺麗な字を書く」のではなく、「読みやすい字を書く」というところがすごく説得力がありました。確かに、通信講座でも字がきれいにならないよな~というのも納得です。
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個人的には『○○しないで上達する!』『楽して上手くなる!』みたいなタイトルや売り文句は信用できないのですが、たまたまふと手に取ってしまったこの本は、ちょっと違いました。とても理論的で、要点を得ていて、余分なことは省いている。ペン字でも習おうかと思っている方は、まずこの本を読んでから決める方がいいかもしれません。