心を上手に操作する方法

  • サンマーク出版
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763132130

感想・レビュー・書評

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  • 「はじめに」を読み始めたら止まらない仕組みになっている本。まさに操作された感じだ。
    この本を通じて、人の心をいかに操作するかということが開設されている。しかも、マジックのトリックを開設するように丁寧にだ。
    けども、これもマジック同様技術が必要となるので、知っていることとできることはまた別問題だろう。練習が必要になるかもしれない。
    ただ、知識として知っておけば、自分の防御として活用できることがあると思う。
    心理朝用についての開設のみならず、催眠についての手法について開設されているので、非常に興味深かった。

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    【内容(「Yahoo!ブックストア」より)】
    ドイツで「マインド・リーダー」として活躍するトルステン・ハーフェナー氏が贈る、待望の最新刊。前著『心を上手に透視する方法』は発売後たちまちベストセラーとなり、累計42万部を突破した。その彼が本書では、嘘の見破り方から催眠術のやり方まで、「マインド・リーディング」の実践編のすべてを公開する。人は、無意識のうちに、さまざまなものから影響を受けている。そのしくみを理解し、他人の心、そして自分の心を操る方法を手に入れることで、有意義なコミュニケーションを図ることができ、さらには人生を意のままに進んでいくことができるだろう。
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    【著者についてamazonより】
    トルステン・ハーフェナー 1972年、ドイツ・ザールブリュッケン生まれ。ザールブリュッケン大学およびカリフォルニア州モントレーの大学で翻訳と通訳を学び、英語とフランス語の通訳の資格を取得する。卒業後、身体言語を読み解くことで人の思考や感情を解釈する能力を磨く。現在は、マインド・リーダーとしてドイツ各地でステージショーを行うほか、講演会やセミナー、テレビやラジオに多数出演し、人気を博している。家族とともにミュンヘン近郊で暮らす。初の書著『心を上手に透視する方法』(サンマーク出版)は世界10か国以上で翻訳され、日本でもベストセラーになっている。
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    【目次】
    1 お気に入りの手品の種明かし
    2 玄関先での心理操作
    3 相手と「ラポール」を築く方法
    4 世代別の特徴を意識する
    5 催眠術の歴史をひもとく
    6 催眠術の具体的な手順
    7 他人を操作することの危険性
    8 自分の「ものの見方」を操作する
    9 相手に気づかれずに影響を与える
    10 心理操作の6つの原理
    11 なぜ、私たちはだまされるのか
    12 決断するときに影響を受けるもの
    13 相手を操る「質問の仕方」
    14 「顔の表情」から心を読み解く
    15 嘘を見破る方法
    16 言葉の魔力
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  • チェック項目18箇所。暗示は驚くほど強い効果があるが、暗示自体はよいことでも悪いことでもない、その力をどう使いこなすか?二人の会話のつりあいがとれていればとれているほど二人は幸せを感じる、大事なことは話の内容ではなく、お互いが使う言語レベルである。相手と向かい合って、鏡のように行動するのがミラーリング、相手の横にいて相手が左手を動かしたら自分も左手を動かすのがマッチング。相手の動作を真似るときに同時にではなく30秒ほど遅らせて行うミラーリングがある、相手に気付かれずに波長が合っていく・・・ミラーリングはばれると逆効果、身体の障害をミラーリングしてはいけない、方言を真似るのもやめたほうがいい。必ずしも相手が正しいわけではない、相手の目線に立てば相手が正しい。18~35歳の人の心理的特徴・・・表面的には自信がありそうに見えるが、実際は強い不安を抱えていることが多い、安定を求め、自分の役割を探すことが人生の関心事。非道徳的な人が催眠術を用いたら、それは他人から自由な意志を取り上げるような”危険な道具”になってしまうかもしれないということを。他者を操作しようとしている人が、言葉巧みに商品を買わせたり、寄付をさせたり、何かを譲歩させたりしたいときに、どんな方法を使っているのかをしることで不用意にだまされずにすむ。誰かに助けを求めたいときは「だれか!!」ではなく「そこの〇〇な人」と相手を特定する。希少性の原理・・・何かを獲得するのが難しいように思えば思うほど、それがいっそう魅力的に見える。オープンクエスチョンでは否定されたときのみ「なぜ?」を使う・・・話の幅を狭めてしまう。「質問紙、耳をすまし、よく観察する者は、質問するだけの者よりはるかに優位に立つ。」。嘘をつくときのシグナルの一つは嘘をついている本人の行動や態度が突然変わること。それまで見られなかった動きや身振りをしたらかなり確かなシグナル。確信や自信を持ちたいときほど自分の身体をよく触る・・・両手や腕をかいたり、こすったり、なでたり、もんだりするのは状況によって、自信のなさ、不安、拒絶、防衛を表している。嘘を見抜く・・・最期まで話を聴いたあと、逆の順に話してもらう・・・・嘘の達人でない限り作り話を逆から話すのは不可能。

著者プロフィール

マインドリーダー、メンタリスト、マジシャン。ボディ・ランゲージ、メンタル戦略、エンターテインメント心理学を駆使し、見る者を驚きに包む、世界屈指の奇才。
1972年、ドイツ・ザールブリュッケン生まれ。ザールブリュッケンおよびアメリカ・カリフォルニア州モントレーの大学で翻訳と通訳を学び、英語とフランス語の通訳の資格を取得する。以来30年以上にわたり、身体言語、知覚、行動心理学、錯覚、記憶術のトップ・エキスパートとして、その知識を人々に伝えている。数々のベストセラーを執筆しており、売上総部数は100万部を突破。その著作は世界18か国語に翻訳されている。南ドイツ新聞に「じきに世界七不思議入りする男」と称された。
著書は『心を上手に透視する方法』『心を上手に操作する方法』『青い象のことだけは考えないで!』『とっさのしぐさで本音を見抜く』『Power of Secret 秘密を上手に使いこなす方法』(すべてサンマーク出版)。
家族とともにミュンヘン近郊に暮らす。

「2022年 『しゃべる からだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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