- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763133250
作品紹介・あらすじ
勉強しても、結果が出ないのはなぜだろう?授業を一切することなく東大・京大・早稲田・慶應などの一流大学へ合格者を輩出してきた著者が初めて明かす、「勉強以前」の勉強法。英語の勉強、昇進試験、受験勉強、資格試験など、あらゆる勉強で結果が出る!
感想・レビュー・書評
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大切なのは、中身。何が身についたか。
質と量の壁を乗り越える為の4つのスキル=勉強法、やる気、集中力、継続力を養うこと。
続ける事が大切。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
勉強が出来ない理由
・勉強の量が足りない
・勉強の質が悪い
4つのスキルを身につければ必ず結果は出る
やる気、継続力:「量」の壁を乗り越えるために必要なスキル
勉強法、集中力:「質」の壁を乗り越えるために必要なスキル
4つのスキルを支える事柄
肉体面、精神面、感情面、生活習慣
勉強と言うのは「形(形式)」ではなく「中身(実質)」が大事
・身に着いたかどうかが大事
・形だけの勉強をいくら繰り返しても成績は伸びない
・形式(何問解いたか、何ページ進んだか)よりも、実質(本当に頭に入ったか)の方が大事
→形式的な勉強になっていないかの確認方法
・形だけの勉強になっていないか
・本当に頭に知識が入っているか
・思考しているか
・考えているか
・丸暗記になっていないか
※形式ではなく実質の勉強を行えば、欠けた時間分のリターンがきちんと得られるようになってくる。
勉強で結果を出す最大の鍵:抽象化
抽象化する為の2つの方法
・なぜ、そうするのかに着目する事(なぜ思考)
・「同じ問題は二度と出ない」と言う考え方で勉強する。→原理原則を学び、他の問題でも適用する「抽象的な解法」を学ぼうとする姿勢
質の高い勉強法*必要な勉強量=望む結果
どちらかに偏ってもダメ。如何に両方をレベルアップするかが成功の鍵
「緊急ではないけれど、長期的に人生の役に立つこと」を先延ばしにすると、人生は停滞していく
やる気を出すスキル
願望、肉体、人間関係、考え方
願望:短期的な快楽に流されない強い願望を持ったと気に、勉強へのやる気も生まれる→でっかい願望を持つ、どういう人生を送りたいかをイメージする、色々な事に興味関心を持ち「願望拡大」させる
肉体:肉体がやる気に影響を与えると言う事実を知る→1日1回外出・運動をする。筋トレをする事で長期間のやる気を維持できる
人間関係:人間関係とやる気は密接に関係している→人と心の通った交流が出来ないとだんだん行動する力が薄れる、家族のことを本気で思って家族と接する
考え方:考え方がきちんとしていれば、感情に振り回されない
・すべては解釈次第と考え、そこから学べた事にフォーカスする「学びフィルター」を身につける
・行動は感情から生まれる。ネガティブな感情を持ってしまうと行動がストップする
・自分にコントロールできる事出来ない事を区別して、コントロールできる事柄に集中する。
集中力を高める技術
・集中しでいないと、学んだ事は頭に入っていかない。
・勉強すると決めたらその時間に他の活動を排除する。
→決めた時間に決めた事だけをやる。それ以外の事はやらない
・期限を設ける事で集中力を挙げる事が出来る。
→一日のなかにも期限を設ける(例:午前、午後、夜の3つに分ける)
・読む、書く、話すをローテーションさせる。
集中力=環境*肉体*技術*感情
継続力を高める技術
継続しないと、結果を出す事は出来ない
・出来る事から始める
・こうしたいと思う行動を小さな行動に分解して、行動のハードルを下げる
・楽しんで勉強をする事。→自分から主体的に「楽しもう」と言う意識をもつ。どうすれば楽しめるか?を考えながら勉強する
・勉強して新しい知識を身につけると言う事は最高の娯楽。正しい方法で学べば必ず勉強が楽しくなる
・大事なのは「できる」「わかる」と言う感覚を養う
→「できない」「わからない」から勉強が嫌いになる。
・すぐ結果が出ると言う淡い幻想を捨てる -
やはり勉強は継続とやる気精神のになることが学べた。
勉強するには集中力が大事で集中力を保つには環境肉体など複合的な要素があることも改めて認識することができた。
勉強法にはこれというものなくてやはり感情が勉強には重要なものであるということが認識できた -
勉強をしようという意欲はあるものの結果に結びつかない状態の時に読むと、非常にしっくりくると思う。
結果が出ない原因は、勉強の質と量が足りないから。勉強の質は「勉強法」と「やる気」が伴えば、量は「集中力」と「継続力」が伴えば必要量が確保できる。
「勉強法」「やる気」「集中力」「継続力」をどのように培うかの詳細な説明があり、その上で、一番大切なのは「自分が本当にやりたいことをやる(勉強する)ことだ」と説く。
自分のためにというより、子どもの学力を上げるヒントが欲しいと思い、読んだ。本書に書かれていることはもっともなことばかり。子どもに言葉で伝えてもすぐには受け取らないだろうから、自分が実践して背中をみせようと思った。
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『具体的に』『最短距離で』『手っ取り早く』そんな思惑でこの本を手にすると期待はずれに終わってしまうでしょう
しかしながら学びについて本質的・根本的なことが書かれています
内容はハウツー本とは間逆な抽象的であったり遠回りのような話題が多いのもまた興味深い
勉強法ではなく勉強に向かうための心構えである
はじめの一歩の踏み出し方の解説書とも言える
勉強だけでなく筋トレで体力をつけることの必要性
勉強を楽しむことの重要性
勉強を始める前に目的を明確にする理由
ためになる話が多いのですが個人的にもっとも気に入ったのが小さい成功体験の積み重ねの箇所
子を持つ親である自分にとって子どもの勉強で実践してみたい内容です -
面白い内容。なるほどと思わせる部分多かった。知らぬ間に実践していることもあった。
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とても読みやすい!
お手軽版7つの習慣って感じでした
スモールステップはとても実用的な技術だと思う。是非、身につけたい -
勉強のやる気が出てくる本。
勉強の質を高めるための
様々な方法が書いてある。
机に向かうとぼーっとしてしまい、
何故か勉強がはかどらない人向け。
書いてあることをやるのには根気がいるが、
これをやればより良い人生を送る事が出来るだろう。 -
勉強の結果が出ないのは、才能がないからではない。量が足りないか、質が悪いのどちらである。「質のいい勉強」を教えてくれる本です。
① 結果の出る勉強法とは、「思考しながら勉強する」ことと、無駄な時間を排除する。
② やる気を高めるためには、「願望」「体力」「人間関係」「ポジティブ感情」をもつ。
③ 集中力を高める方法は「マルチタスク」はやらない。
④ 結果を残したければ、継続するしかない。 -
勉強で結果を出すにはその方法だけじゃなく、自分をコントロールすることも大切で、もっと大きく言うと生き方そのものが関係するんだと思いました。
小さなことから積み重ねて自分の人生がもっと楽しくなるよう、勉強を続けていきたいです。