- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784763139269
作品紹介・あらすじ
(編集中)
感想・レビュー・書評
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”生産性がないことに没頭することこそ本当の意味での「休み」”という文に救われた。
最近仕事が忙しくて休みの日も動画みたりダラダラしているだけだったけど、きちんと休んでいたのか。
天気が良くて少し遠出がしなきゃもったいないと思うこともあるけど、それは今の自分にとっては刺激的過ぎて、きっと疲れてしまうだろうと気がつかせてもらった。
ここ最近疲労と精神回復を目的に毎日7時間半は眠るよう心がけている。本書でも睡眠は大事と書いてあったから私はまだ「大人の心」で対策ができていたのだな。
きっとダラダラする意味も体の不調のサインに気がつき、無意識に従っていたのだろう。
この気づきをもっと大切にしようと思った。
[メンタルが強い人]
自分に対する理解が深いから対策ができる。
・柔軟な心
・1つの考えにしがみつかない
・自分の心についての理解が深い
・自分の味方になってくれる
[ストレス発散法]
癒し系がよい。眠る、マッサージ、読書、美味しいものをゆっくり食べる。
ダメなこと:刺激的なこと。衝動買、飲酒、大勢の交流、旅行や激しいスポーツ
[森田療法]
不安はよりよく生きたいという欲求の裏返し。つまり自然な感情と定義すること。
[あるがまま]
ネガティブな感情は自分にとって思いどおりにならないものとしてうまく付き合い、同時に今できることを探る姿勢があるがまま
人には「できる」「できない」があることを知る。
全て思いどおりになんてできないと知ること。
だから感情をコントロールしようとは思わず、うまく付き合う。
他人の言動は変えられないけど、自分の言動は変えられる。
[自分会議]
考えてしまう自分にダメだしせず、肯定してあげる。
どんなに黒い自分も受け入れて、今はこんな感情になってしまっても仕方がないと全肯定!
そして最後は「ありがとう」といって閉会
感情の存在を意識してまるごと感じるだけでいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スポーツなどでのメンタルについて興味があり読み始めたので、少し求めていた内容とは違った。ただ、実生活で何となくぼんやりとしていた、自分の嫌なところなどなどが、「そういうことなのかな」とは思えた。
本書の中で言う『プチうつ』状態のクライアントのセラピー形式の対話で構成されているため、どんな自分にも当てはめやすい。『プチうつ』でも何でもない自分が読んでもうなづけるところは多く、予防的な考えとして持っていてもいいと思えた。実際に『プチうつ』の方が読むとどう感じるのか?内容がクライアントが『プチうつ』の設定なので、そのまま受け止められるのかもなぁ。とも思う。心身ともに健康な人が読んでも得るものはある一冊でした。 -
この本を読んで、今の自分の状態を客観的にみれた。ボクはすごく我慢強いということがわかった。でもそれは「子供のこころの強さ」。これからは「大人のこころの強さ」である柔軟さを身につけていかなくてはいけないと思う。
現在の自分の心の状態(通常ゾーン→プチうつゾーン→うつゾーン)と蓄積疲労の度合い(3段階)が、どこに位置しているか把握することが大切。今の自分には十分な睡眠をとりながら、癒し系ストレス解消法(一人でできる、ギター演奏や植物を育てることなど)の実践が必要。筆者のいう「生産性のない
1日こそ、最高の休息」というのを心に踏まえて生活していきたい。
この本を周りの人にも読んでもらいたい。自分のことを理解してもらうととも、その人たちの心も守る手助けになったら嬉しい。 -
お久しぶり登録。コロナ禍くらいから、本も読めずにいました。今少し鬱っぽくなっているので、SNSで私と同じような症状の方が良かった本として挙げていたのを参考にしました。
実際に実践中。8時間は寝る、おうち入院、などは聞いたことがあったのでこの本から切り取られたキーワードなのかもしれません。
文字ばかりの対談形式でしたが読みやすく、筆者が同世代だった事もありするする半日で読了。しばらく読書から遠ざかっていましたが読みたい時に読みたいだけ読むのを待ってくれている、本は自分のペースを取り戻すのに一番の伴走者、なのかもしれませんね。 -
ノウハウはよく耳にする内容。
それを当事者になったときに、スムーズに思い出せない自分が残念。 -
睡眠大事。
蓄積疲労に気付いて対処することが大事。
とはいえ、休めない我が身を振り返り、何だか悲しくなりました。
せめて、回復に役立ちそうなことをちょっとずつ取り入れていこうと思います。
読みやすくてわかりやすい本でした。
セルフケアは繰り返し繰り返し気付くことが大切だな、と思いました。 -
心療内科に行く前に読んでほしい。
通院歴のある私が読了してまず感じたことです。
下手な心療内科だと、その場しのぎの薬の処方と短い面談で終わってしまい、これで本当に良くなるんだろうか?という不安が拭えません。
そこのところ本書はまず休むことから始め、自分との対話へと繋げて腹落ちするところまで薬の処方なしに見事に辿り着いています。
もちろん、段階的に本書で言う3段階で鬱真っ只中の人には薬の処方も必要な場合もありますし、会社勤めしている人は診断書を書いてもらわないと長期休暇が取れないという実際問題もありますが、まずはこの本を読んでみてほしい。本書を読みながら再び3段階に突入してしまった(簡易判定があります)私はそう強く思いました。 -
★きっかけ
本屋さんでタイトルとジャケットに惹かれて。メンタル弱ってるなー、自己肯定感マイナスすぎる…誰か何か…と自己啓発コーナーをうろうろしていた。
★感想
今の私にドンピシャでした。
この本に出会えて良かった。
本を読みはじめたのは1月上旬頃。
仕事が進まない終わらない差し迫る期日に追われながら、2歳児を抱え夜中や休日に持ち帰り仕事をしながらなんとかやっていた。ほんとギリギリ。子どもが保育園休んだら自爆、みたいな。
本に引っ張られ闇落ちしそう、と思い一度中断。←これも「本の通りかも、、自分が病みそう。退避しなきゃ」の自衛本能だったんでしょう…
その後、結局職場で爆発してしまい休職する事に。
休職して1週間くらいは活字を読むのが億劫だったけど、確か休み方が書いてあったな、と思い出し2月中旬頃に再読。
私は3段階目に足突っ込んだ2段階目だと思った。
全ては疲労という言葉に救われた。
下園先生の考え方がすごくすごく納得もできて心に響き、何度もそうそう、これこれと思いながら読んだ。
その行為をするから逆にストレスが溜まっていく、2倍モード、だからか…と納得。
この本がなかったら、復帰したらまた頑張らなくては!!と何も考えが変わらなかったかも。
これからは自分の原始人モードに敏感になって、少しずつ大人の心の強さを持てるようになっていきたい。
疲れてるな、やばいなと思ったら、もっと具体的な目標持って頑張ろう!ではなく→8時間寝て生産性のない1日を過ごす! -
最近心がつらいけど何をしたら良くなるかわからず、なんだかおかしいという危機感だけありました。そんな中この本に出会い、共感しすぎて自分はプチうつ状態であることにようやく気づきました。この本、今の私にどストライクすぎて最高でした。救われました。ありがとうございます。ひとまず、いっぱい寝ます。
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冷静に自分の心理状態が分析できるようになった。兎にも角にも睡眠が大事、大体良くない思考の時は疲れが原因。これを知れたことで、生産性がないと自分を責めていた休みの日も気が楽になった。