片目を失って見えてきたもの

著者 : ピーコ

• サンマーク出版 (1999年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

なんとも思っていなかったまわりのものが、いま、とてもいとおしい。死と向き合って、初めてわかることがある!ガンで左目を摘出した著者が、あらためてかみしめた友情のありがたさ、すぎていった日々とこれからの毎日の大切さ。

感想・レビュー・書評

[アンダルシアさんの感想 · 2006年10月23日]

人にはそれぞれ事情がある。語りつくせない想いと過去がある。それはどれも辛く苦しくしんどいものばかりだ。ただね。失って見えてきたもの乗り越えてわかったものは一生ものなんだ。だいぶ涙もろくなってきた。

[春希さんの感想 · 2006年3月26日]

ピーコさんは病気によって目を摘出。その思いを綴った本。この本を読んで、TVだけではわからなかったピーコさんという人の、知的さ、美しさを知りました。素敵な言葉がたくさんあり、私の生き方の目標になった本でもあります。

[yuuさんの感想 · 2005年11月7日]

ピーコさんの自伝エッセー。癌宣告と片目を摘出したことによって見えてきた、周りの温かさ。手術後に義眼を友人とおすぎからプレゼントされたクダリに泣きました。当然のように自分の体の一部である手や目やいろんなものを愛おしく、そして自分自身の側にいてくれる人々を愛おしく感じることを教えてくれた一冊です。