「考えない」とうまくいく

著者 : アルパ・テソリン

• サンマーク出版 (2008年8月20日発売)

感想・レビュー・書評

[takkuwaさんの感想 · 2022年6月12日]

「まずは自分の直感を「イエス！」と肯定すること」、「1日5分間、何も考えない時間を作る」、「理屈とか、分析とか、効率重視の作業工程に頼っても、必要な情報が入ってくるのは遅すぎる」、「あらゆる組織にとって成功とは、その組織に人間がいかに尊重し合い、それぞれにベストを尽くすよう励まし合っているかに直接関わっている」、「どんな会社でも上層部には一人か二人の、ものすごく直感の鋭い人がいる」

[ふじたパパさんの感想 · 2008年11月8日]

◆考えるのをやめたら、聞こえてくる！いいヒント、いいアイデア、いい解決法を届けてくれる「あっ！」の鐘の物語。

◇「仕事とプライベートはつながっていますから」（中略）「片方に影響するものは、必ずもう片方にも影響します。」

◇直感の本質というのは、毎日起きていることに、より深いところで気づいて、今やっていることに、より深く携わって、より深く自分と向き合い、他人と関わりあうことなんです。

◇まずは自分の直感を「イエス！」と肯定すること。そこから直感の達人への道は開かれます。

◇手始めに、一日5分間、何も考えない時間を作ってみてください。思ったこととか、感覚とか気持ちとか、自分の中で沸き起こるものをひたすら意識するだけでいいです。（中略）実は、一日の大半を、自分の外のものに焦点を当てて暮らしている人にとっては、それこそ自分を正常に保つためにも、こうした時間は必要なんです。

◇何か大事なことを知るべきとき、そこにはたいてい何らかの形で「知らせ」があります。それは、頭の中で響く「あっ！」の鐘の音。全身でそれを聞き、掘り下げることで、今自分がすべきことが見えてきます。

◇直感を活かしながら仕事をしていると、ストレスを感じないどころか、ますますエネルギーが増すもの。余計な不安や心配が消え、自分の居場所はここと、自信が湧いてきます。