何があっても、生きてろよ。

著者 : 西谷昇二

• サンマーク出版 (2008年10月23日発売)

感想・レビュー・書評

[akihito007さんの感想 · 2014年5月26日]

p5 手元に拾い上げた現実は①汚いし②わかりづらいし③複雑 壁の越え方が個性だ。自分の悩みは自分だけのもの。クローン病になり寮生活でいじめにあう。ヴィヨンとは泥棒を働きながら美しい詩をかく詩人。死人には興味がない、逆に言うと生きてさえいればその人に興味がある。夢を追いかけるためにはタフでなければならない。厚顔無恥のオヤジに絶対なりたくない。p32 嬉しさは一生自分のこころの中に刻まれている。永遠のものとして刻まれている。臆病だという自覚があるからか僕は自ら虎穴に入らずんば虎子を得ず虎穴に飛び込んでします。予想外のてんかいに耐えることができないのだ。「自分の道は何があっても自分で切り開くという、自分自身への絶対的な自信を。

[naoさんの感想 · 2011年7月19日]

大手予備校講師の西谷先生のエッセイ集。内容は筆者の体験を交えたまあ普通の人生論的なものだが、この先生のファンの一人である自分にはたまらない内容。ありのままの自分を肯定でき、生きるパワーをくれる一冊。30分程度で読み終わり、よしまた頑張ろう！と思える。

[kazu19さんの感想 · 2010年11月17日]

受験時代、大好きだった先生の本。
色々、言う人はいるけど、今でも忘れられない。
その授業の合間の話を忘れないように、ずっと手元に置いときたい本です。

[is2kさんの感想 · 2009年8月16日]

前作、壁を越える技術と重複する内容が多かったため、あまり目新しさはありませんでした。

前作を読んでいなければ、★+1だと思います。

[zisukaさんの感想 · 2008年11月3日]

本書で一番価値があるのは、著者自らの経験をベースに語っている点です。
というのは、自己啓発系の本は多いですが、他人の話を持ち出したり、何かと
説得力や既知感が拭えない感じが多い中、自己の経験だけで述べている点は
評価できると思ったからです。

もちろん、多くの自己啓発本と類似する点は多いですが、自らの経験から
つむぎだし言葉にしたという点は、私も学ばなければならないと思います。
そして、本書の要約ですが、

１．人生論　２．冒険論　３．自分論　４．成功論　５．人間関係論の５つから
構成されていて、各項目毎にそれぞれ良いものがるので、それぞれに沿って
述べていきます。

１−１　自分のルーツを探せ！自分は何に感動し何を欲しているのか。そう思うルーツは何か？
１−２　悩め！悩んだ時間は決して無駄ではなく、成長だ！
１−３　本気の涙を流せ！流せるだけ何かに夢中に努力しろ！

２−１　崖っぷちになれば、誰だって死に物狂いに本気になる。

３−１　自分で決めたルールはやり通せ！
３−２　年や世間的、社会の常識なんて関係ない！いつからだって挑戦出来る！
３−３　ひとつだけでもやり続けろ！

４−１　夢を持て！好きになれ！出会いを大切にしろ！これが成功論
４−２　人並み以上に努力できる。尚かつこれが自然に出来る。即ちこれが才能。

５−１　相手と自分だけじゃない。もう１人が加わる三角関係を考えろ
５−１　人付き合いと人間関係は「＝（イコール）」ではない。

そして、もっと単純化すると・・・

１．自分を知れ！
２．希望を持て！目標を持て！
３．人間を好きになれ！

かなっと思います。まぁ、自分探しという言葉が一時期流行っていまして、最近は廃れて
きていますが、今一度自分を振り返り、「自分とは何者か」を考える事は有意義ではないかと
思いました。現在などない、あるのは過去か未来か。その一瞬一瞬で人は変わっていきます。
そのような意味でも、一日に一回は自分がした事、考えた事を考察・再考する事は、
大切かもしれません。

ただ、本書はどちらかというと若い人向けのような気がします。（ビジネスコーナーにありましたが）
ですから、３０代、２０代・・・そして１０代の人達にお勧めします。