劉暁波と中国民主化のゆくえ

  • 花伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784763405982

作品紹介・あらすじ

劉暁波はなぜ国家反逆罪に問われたか
中国民主化への反乱はなぜ起こらないか
人権なき大国、中国とどう向き合うか

国家反逆罪に問われた判決文、劉暁波の陳述と弁明、弁護人の陳述、罪状にあげられた6つの文章と『08憲章』の全文を収録

ノーベル平和賞受賞・劉暁波の人と思想
中国民主化を阻むものとはなにか
現代中国論の決定版

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架:312.22A/Y12r//K

  • 信頼する中国研究者 矢吹晋氏の「劉暁波、中国民主化論」

    中国の特権階級、温家宝が駄目
    息子の温雲松がヘッジファンド、妻の張培莉は宝石鑑定協会の第一人者、マスコミの言う「庶民宰相」ではない

    「春闘なき高度成長」、支配階級が富を壟断

    「国益の追求」、国益ではなく、支配階級の利益・太子党の利益
    都市民と農民との差別政策、国内植民地を作る政策

    中国の政治文化に深く根差した「社会帝国主義」「共産党官僚資本主義」
    腐敗が進んでも崩壊しないシステム、崩壊させる人々や活動家がいない

    諸悪の根源は江沢民、政治改革をやらないで自分が腐敗した

    日本の「独立」は、中国共産党の勝利と朝鮮戦争によって、米国から核軍事基地付きで認められた。

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著者プロフィール

1938年生。東京大学経済学部卒。東洋経済新報社記者、アジア経済研究所研究員、横浜市立大学教授を経て同大学名誉教授。朝河貫一博士顕彰協会代表理事、21世紀中国総研ディレクター。『朝河貫一とその時代』(2007年)、『日本の発見――朝河貫一と歴史学』、『尖閣問題の核心』、『敗戦・沖縄・天皇』、『南シナ海領土紛争と日本』(2016年)、『沖縄のナワを解く』(2017年)、『習近平の夢』(2017年)、『中国の夢』(2018年)、『コロナ後の世界は中国一強か』(2020年)など著書多数。

「2021年 『天皇制と日本史 朝河貫一から学ぶ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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