2巻は社会生活・家族生活の規則、慣習、価値観などが中心。女性は12歳半が結婚適齢期とあってびびるのだが、5世紀の話だしそんな感じの文化になるのか。7世紀のムハンマドもそれくらいの少女を娶るわけだし、と思い直す。「避妊が奨励される者」には少女が入っていて、たぶん結婚後すぐに妊娠することは少なくとも「良くはない」くらいには思われていそうなのだが、どれくらいまで待つものなんだろう。
「便意に応えるのが遅れるものは、『自らを憎むべきものにしてはならない』という戒律に違反することになる」は笑ってしまう。便は罪、まあ宿便とも言うからな…などと無駄に納得した。