- Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766127454
感想・レビュー・書評
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フィンランド人のモニカ・ルーッコネンさんが、フィンランド人の目線から、ありのままのフィンランドの姿を教えてくれます。フィンランドの家のことや食卓のこと、フィンランドの人たちが大好きな森で過ごす時間やラップランドのこと・・・いろいろと綴られています。
フィンランドの人たちは決して値段は安くはないマリメッコやアラビアといった自国ブランドを大切に使っています。その製品がすばらしいのはもちろんですが、「Prefer Finnish(国産品を選ぼう)という教育も寄与していることを始めて知りました。
「フィンランドの家」では、モニカさんの友人宅が紹介されています。どこのお宅も、全体的にモノトーンでまとめられすっきりとした印象です。それでいて、ポイントポイントにマリメッコのテーブルクロスやフィンレンソンのカーテンなどカラフルなファブリックが入って、とても素敵です。また北欧の照明は日本と比べて暗めですが、そのデザインはどれもモダンな感じでうらやましい限りです。
「フィンランドの食卓」では、おいしそうな家庭料理がいっぱいです。写真付きのレシピも豊富で、「伝統的なサーモンスープ」に挑戦してみましたが、とても簡単で、デイルの香りがフィンランドを思い出されて、おいしくいただきました。
フィンランドの本は様々読みましたが、また異なる観点からフィンランドのことが書かれており、とても楽しく読めました。見ているだけ癒されるきれいな写真もたくさん掲載され、巻末には写真からセレクトされたハガキもおまけでついてます。フィンランドのことをもっと知りたい人はもちろん、北欧のライフスタイルやインテリアに興味がある方にもオススメの1冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示