- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766131987
感想・レビュー・書評
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19世紀末のフランスで、宣伝用に配布されたクロモカードを紹介。
クロモカード:夢のコレクション
広告の発展に寄与したクロモカード
クロモリトグラフという印刷技術 複製による重複
クロモカードは裏が重要:消費者に買ってもらうために
服を着替えて出かけましょう! ブランドになった名前
チョコレート クロモで学び、クロモで遊ぶ
クロモカードの変遷
レファレンス・・・店舗、メーカー、クロモカードの変遷の
参考文献とネットの情報一覧
1870年から第一次世界大戦にかけてのフランス、
多色刷り石版印刷(クロモリトグラフ)で制作された、
販促・宣伝用のクロモカード500枚を紹介する。
最大16色の多色刷り石版印刷(クロモリトグラフ)は、
オフセット印刷に取って代わるまで、大量生産出来ることから、
ポスターやカレンダー、名刺、児童書、チラシ、カタログ、
グリーティングカード等、多くの出版物に使用されました。
特にフランスでは、ボン・マルシェやプランタン等の百貨店や
スシャールやプーラン等のお菓子メーカーなどが
クロモカードを販促・宣伝用に制作・配布しました。
調べたところ、サイズは文庫本~ハガキほどの大きさです。
メルヘンやファンタジー、子どもたちの楽しい姿、
コミカルな仕草、ユーモラスなカリカチュアが描かれ、
当時の風潮や生活や世界観がわかる、ノスタルジー溢れる絵が
描かれています。また、著名人の写真入りのシリーズや
セットを揃えると楽譜が完成出来るもの等、収集したくなる
楽しさも含んでいると、感じさせられました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食が庶民の側に降りたことで、また庶民が絵を楽しんで集めて、絵を見て学んでが出来るんだね