篤姫 わたくしこと一命にかけ

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  • グラフ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766211115

感想・レビュー・書評

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  • 鹿児島で生まれ育ち、父斉彬と斉彬の理想の未来為に、故郷を離れ徳川家へ嫁いだ篤姫。初心者にはとても分かり易く、読みやすかった。

    幕府側から見た幕末のことも知れた。西郷隆盛らが総攻撃を取り止め、無駄な戦を止められたのは、篤姫と一宮のおかげ。
    篤姫の「私事一命にかけ」が、西郷に届いて良かった。最後まで故郷を想いながらも江戸を離れず、徳川家を守り抜いた篤姫の生き方は本当に凄い…

  • 鹿児島などを舞台とした作品です。

  • 大河から興味を持ち手に取ってみました。


    説明
    内容紹介
    幕末の動乱期、密命を負い、薩摩藩の分家より徳川家に正室として入輿した天璋院篤姫。
    実家・薩摩藩と幕府が敵対関係にあるときでさえ、徳川の人間として生き、徳川の「家」を守り抜こうとした篤姫。彼女の生き方を支えたものは、果たして何だったのか?抗えない運命にあってもそれに弄ばれず、常に自分の道を見出して歩み続けた篤姫の「女の生き方」。

    NHK大河ドラマの時代考証者が、その生涯の核心に迫る!!
    内容(「BOOK」データベースより)
    NHK大河ドラマ「篤姫」時代考証の著者が明かす天璋院篤姫、その生と死。

  • NHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証をされた原口さんの本。
    とても読みやすい本ではあるが、他の同内容の本もたくさんあり
    個別化するのは難しそう。

  • 原口泉教授の近作。「徳川の「家」を守り抜いた女の生涯」との副題がその内容を端的に顕わしている。

    大台町立図書館の蔵書。

  • 大河ドラマ「篤姫」の時代考証担当者が、史実的アプローチで語る、篤姫の生涯。目新しさはないけれど、それなりに面白かった。篤姫と和宮の手紙を、原文で載せているところが、興味深い。女性の幸福観には、共感しかねる部分があった。

  • 今年の大河ドラマにもなった篤姫の生きざまを描いた作品。
    作者いわく「女の美学」を貫いた女性として賞賛している。
    薩摩に生まれながら徳川の人間として激動の時代を家を守るために生き抜いた様子は尊敬の念を覚える。
    最終的に徳川家という「家庭」、「家族」を守り、育てて、「家」を永らえさせるという使命感を持って一生を送った篤姫はやはり「女の美学」を貫いた素晴らしい女性なのだろう。ここまでの生きざまを自分は見せる自信がないなぁ。

  • 大河ドラマ「篤姫」のガイド本のようなもの。おもしろいかなと思ったけれど、読んでみるとそうでもない。

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著者プロフィール

1947年、鹿児島県生まれ。東京大学文学部国史学科卒。同大学大学院修士課程修了、博士課程単位取得。鹿児島大学法文学部教授を経て、同大学名誉教授、志學館大学教授、鹿児島県立図書館館長。専門は日本近世・近代史、薩摩藩の歴史。NHK大河ドラマ「翔ぶが如く」「琉球の風」「篤姫」「西郷(せご)どん」の時代考証を担当。『世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵』(PHP新書)、『龍馬を超えた男 小松帯刀』(グラフ社)など著書多数。

「2022年 『日本人として知っておきたい琉球・沖縄史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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