- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766211115
感想・レビュー・書評
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鹿児島で生まれ育ち、父斉彬と斉彬の理想の未来為に、故郷を離れ徳川家へ嫁いだ篤姫。初心者にはとても分かり易く、読みやすかった。
幕府側から見た幕末のことも知れた。西郷隆盛らが総攻撃を取り止め、無駄な戦を止められたのは、篤姫と一宮のおかげ。
篤姫の「私事一命にかけ」が、西郷に届いて良かった。最後まで故郷を想いながらも江戸を離れず、徳川家を守り抜いた篤姫の生き方は本当に凄い…詳細をみるコメント1件をすべて表示-
maryさん2023/07/03
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鹿児島などを舞台とした作品です。
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NHK大河ドラマ「篤姫」の時代考証をされた原口さんの本。
とても読みやすい本ではあるが、他の同内容の本もたくさんあり
個別化するのは難しそう。 -
原口泉教授の近作。「徳川の「家」を守り抜いた女の生涯」との副題がその内容を端的に顕わしている。
大台町立図書館の蔵書。 -
大河ドラマ「篤姫」の時代考証担当者が、史実的アプローチで語る、篤姫の生涯。目新しさはないけれど、それなりに面白かった。篤姫と和宮の手紙を、原文で載せているところが、興味深い。女性の幸福観には、共感しかねる部分があった。
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今年の大河ドラマにもなった篤姫の生きざまを描いた作品。
作者いわく「女の美学」を貫いた女性として賞賛している。
薩摩に生まれながら徳川の人間として激動の時代を家を守るために生き抜いた様子は尊敬の念を覚える。
最終的に徳川家という「家庭」、「家族」を守り、育てて、「家」を永らえさせるという使命感を持って一生を送った篤姫はやはり「女の美学」を貫いた素晴らしい女性なのだろう。ここまでの生きざまを自分は見せる自信がないなぁ。 -
大河ドラマ「篤姫」のガイド本のようなもの。おもしろいかなと思ったけれど、読んでみるとそうでもない。