社長の手帳

著者 :
  • ルックナウ(グラフGP)
3.33
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本棚登録 : 235
感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766211603

感想・レビュー・書評

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  • 手元において何度も読み返して自分の一部にしていきたい一冊。

    著者が社長業を続けてきたなかで出会った名言やフレーズを紹介しています。中には見慣れたフレーズもありますが、添えられたコラムを読むと、こんな見方もあるのかと目からうろこです。

  • 2022.9.6

  • 素敵な格言がたくさんあった。
    励ましてくれる本。
    社長の仕事ぶりの手帳かと思ったら、マインド系の本でした。期待とは違ったけれど面白かったです。

  • 【2020年7月23日読了】
    ・見出しだけざっと読んだ
    ・著者の佐藤満氏は、国産自動車メーカーの一社員からドイツ、アメリカの大手自動車メーカーの法人社長を歴任した人物。その佐藤氏が経営の現場で四苦八苦しながら書いた手帳を基にした本書は、やはり迫力がある。書いてある事は通り一遍のことだが、著者が自ら考え抜いて紡いだ言葉なので、著者にとっては千金の価値がある。が、これは著者の言葉であって、読者である僕の言葉ではないため、響いてこないし身にならない。
    ・いい本だと思うが、やはり自分の頭で捻り出した原理原則が大事だと再認識した。

  • 『社長の手帳』/佐藤満

    これまで、そこそこの書籍を読んできました。本との出会いも人の出逢いと同様に一期一会ですね。

    この書籍との出会いは、数年前に青森の八戸に一人旅に行った時の帰りの新幹線を待っていた時にふらっと立ち寄った本屋さんでした。
    本書と続刊の2冊をその場で購入しました。

    今般の状況をきっかけに、自分の「読みたい本棚」にあった本書を手に取りました。
    改めて読んでみると、時代を感じられる考え方であったり、新たな発見があったりとやはり、面白いですね。

    著者は、大学を卒業後、世界38か国を放浪。商社勤務を経て、31歳で本田技研工業に入社。中南米担当となってブラジルに赴任後、系列会社の社長を務めたり、その後、数々の自動車会社の社長などを歴任している人で、その人が感銘を受けた言葉などをまとめた書籍となっています。

    p13
    紙一重の差

    はじめは些細な努力、紙一枚程度の厚さの差の努力だとしても、それらが徐々に積み重なると、紙が厚みを増していくように大きな差となる。一見、取るに取らない厚さが、継続することによって、とてもつもない力(差)を生み出すのです。

    「自分は紙一重の努力をしているか」
    このことを自問自答して頂きたいと思います。

    p126
    「人間に差はない。あるのは違いだけだ」(本田宗一郎、ホンダの創業者)

    「差」というのは、人間を上下関係でとらえ、できる人、できない人に区別することで生じます。
    しかし、人間を横の関係でとらえてみれば、全ての人はある分野では得意、またある分野では不得意があるという
    「違い」があるだけだとういことがわかります。

    p152
    「青春とは人生のある時期を言うのではなく、心の様相を言うのだ。優れた想像力、逞しき意思、炎ゆる情熱、怯懦(きょうだ)を却(しりぞ)ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春というのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失った時に初めて老いがくる。歳月は皮膚のしわを増やすが、情熱を失う時に精神はしぼむ」
    (『青春の詩』、サミュエル・ウルマン、アメリカの実業家、詩人)

    書籍を読む上で、咀嚼する力が大事だなといつも痛感します。まずは、その書籍について受け入れる努力をする、その中かから、自分で取捨選択をする。

  • 30

    ・学生の頃にも読んだ本。熱い。
    ・5つの豊かさ。Health,Heart,Hobby,Friend,Money。それを自分基準でバランス良く。
    ・素晴らしい未来を心に描ける力を持ち、一歩ずつ前進していくこと。

  • ホンダアメリカ支社長の、名言備忘録。著者がビジネスにおいて損耗にした名言がのっている

  • 名言プラスその解説、というのが基本スタイルの本。

    はっとさせられる言葉も多かった。
    悪く言うなら、名言の寄せ集めとも言えるので、広がりは少ないか?
    でも、一冊で多くの言葉と出会えるので、何かを得ようと思って読める人はいろいろなものを得られると思う。

  • 親戚から薦められて読了。
    引用してある文章は面白い。但し出典の表していないものが多いのが残念。
    言葉自体は4割くらい他のビジネス雑誌やホームページや名言集で既に知っているものもあり。

    正直太字の引用文だけじっくり読みました。社長の解説がポジティブ過ぎて、基本ネガな私には1章でお腹いっぱい。
    チャンスに恵まれて、そこから努力して成功した強者の目線。

    経営者や経営を目指している方々には共感ポイントもあるのか…も…?

  • 続編も出ているようで、立ち読みでさらっと読んだが、この1冊目のよさに比べ、若干見劣りすると感じた。
    この本は、既出の名言に由来するものもありつつ、一つ一つにしっかりとした重みを感じられ、何度も読み返している。

  • ■マインド
    ①変化はチャンス。1.Hardworking 2.Flexibility 3.Risk-taking
    ②成功するまで続けているから成功する。
    ③Think globally, act locally.
    ④成功は次の成功への最大の敵、失敗は最大の味方。
    ⑤頭が柔軟になる4つの方法。本を読む。若い人の音楽を聞く。百貨店とか繁華街をぶらつく。映画をよく見る。
    ⑥部下に意思決定させよ。部下のしたことの責任をとれ。

  • 奮起させられる言葉が沢山見つかる。

  • 社長だけではなく、仕事に対する考え方を痛感させられます。2も購入予定!

  • ★2010年32冊目読了『社長の手帳』佐藤満著 評価B
    実際に自動車系の現地販売会社社長を歴任した著者の手帳に書き留められたメモをもとに作られたアドバイス集。
    ・目標とは予測ではなく、意志である。
    ・変化はチャンス①HARDWORKING②FLEXIBILITY③RISK‐TAKING
    ・チャンスは貯金できない
    ・信じて続ける。壁とは成功の手前

    ・成功への7つ道具 1目標を持つー具体的、大きすぎず小さすぎず 2実行力―有言実行、すぐやる 3イメージトレーニング 成功のイメージを描く 4不安を克服―100%の成功を求めず、他人の目を気にしない 5運の利用―幸福の自己暗示、都合よく解釈 6自信―堂々とふるまう 7失敗処理―環境や他人のせいにしない

    ・天は自らタスクる者を助く 1人生は自分の手でしか開かない。2常識に明るく辛抱強い人間になること 3人生の奥義の9割は快活な精神と勤勉にある 4逆境でこそ若芽は強くのびる 5勝負のカギとなる持続力 6実務能力のないものに成功者なし

    ・ありたい自分の姿 1新鮮な心で物事を素直に受け止めることができる感受性 2感じたことをどんな困難があっても実践していく行動力 3新しい価値やモノの値打ちを生み出す創造性豊かな知恵 4獲物を絶対に逃がさない執念と行動力 5緻密な計算 6失敗してもあきらめない野獣のようなしぶとさ 7踏まれてもすぐ立ち直る雑草のようにたくましい野性味

    ・得意冷然 失意泰然
    ・七分の自信に三分の迷い
    ・どんな条件でもYESで始める
    ・良い組織のリーダーは少数の秀才を作り上げることよりも、凡人に凡人以上の力をつけさせることに全力を尽くす―すべての部下と同じ距離を保つことが肝要
    ・部下に意思決定をさせよ。部下のしたことの責任をとれ。
    ・罰しても間違いは防げないと知れ。重要な部分で間違いをおこさない。それをどう防止するか。学習経験を生かすための教育が重要。 EDUCATION,ENVIRONMENT,ENFORCEMENTの3Eが大切
    ・小事は情をもって処し、大事は意をもって決す。
    ・四理確立 理念CONCEPT 理論THEORY 論理LOGIC 倫理ETHICS(MORALS)
    ・想像を絶する事態に備えるのが危機管理である
    ・賢明な起業家はとりあえず行動を起こし、状況の好転を計るものである。
    ・風林火山 情報を風のようにすばやく集め、分析を林のように静かに落ち着いて行い、機動力は火のように激しい勢いを保ち、信念は山のようにどっしり構えて動じない

    ・現場に行って自分の目で見よ。三現主義(現場、現物、現実)
    ・必ず担当者の意見を聞け
    ・人こそ企業 情報100歩 計画10歩 実行は1歩先
    ・人を信じなさい、しかし、人の行為を信じきることは危険です。
    ・人を動かす方法はただ一つと知れ 『信頼して任せる』こと
    ・認められるより喜ばせよう。 
    ・人にしてもらうためには、人に尽くせ。
    ・誤解は必ず起こると知れ
    ・話しかけを心掛けよ
    ・リーダーシップをとっていくには、自分の経験からでた言葉で語らないと、人の共感は得られない。共感がないといかなる説得も効かない
    ・熱意を伝えるための6段階 1大きな声で話す 2早口で話す 3強調すること 4間をとること 5声に微笑を込めること 6話し方に変化をつけること
    ・口が堅い人になれ
    ・人を非難するな。意見は婉曲に言え
    ・嫌いな人でも使うのが上の器量
    ・しかる。激しく、短く、たまに
    ・精神的に大切なことは 1生きがいを持つ 2何かを続けてやる 3常にまめであること 4社会への関心と興味を持ち続けること 5趣味をたくさん持つこと 6友人を持つこと 7ユーモアの精神を忘れないこと

    ・感性を高める10カ条 自然の摂理に逆らわないこと よい環境の中で感動を味わうこと 末端現場を知ろうとすること 快、不快の印象を大切にする 自分と違う立場の人の存在を知り、認めること
    いつもと違う環境に身を置いてみること 歴史を振り返ること 古典を学ぶこと 素朴な興味、関心、好奇心を持つ 静かに自分を見つめなおすこと

    ・人に対して本物の関心を持て、彼らのすぐれた特性を見つめてそれを褒めること
    ・人を生かすも殺すも言葉ぼ使い方次第。人は批判されるよりも励ましによって真価を発揮できる可能性が高い。温かい励ましは何よりもやる気を起こさせる妙薬である。
    ・VSOP V=VITALITY S=SPECIALITY O=ORIGINALITY P=PERSONALITY
    ・感性とは、現在から将来への認識能力、目的選択力、そして決断力の合計

  • タイトルどおりの社長の手帳のメモなどが書いてある。
    ホンダカーズタイランド、フォルクスワーゲンジャパン、日本ゼネラルモーターズで社長をしてきた佐藤満さんの手帳。
    名言集のように彼が書きとめた言葉に解説を書き足した内容。
    なかなか、社長の手帳をのぞくことなどできないので
    内容が見れるだけでも新鮮なのだが
    また内容も濃いので、ためになる。
    …たまにどうでもいいことが書いてあることもあるけど。

  • もう読んでもいいんじゃない?200907

  • 得意冷然、失意泰然。
    やってみせ、言ってきかせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ。

  • 空き時間に暇を持て余して本を選んでいた時に見つけた本。
    言葉でモチベーションが上がる人はいいと思う。

  • 自分にとっての「一言」を見つけるための1冊(かな?)

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著者プロフィール

2016年1月現在立命館大学政策科学部教授

「2016年 『よくわかる行政学[第2版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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