- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766211849
感想・レビュー・書評
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1.いつもドレッシングでお世話になってる叙々苑の本が気になったので読むことにしました。
2.飲食店を経営することは手を出しやすいがゆえに廃業しやすい業種でもあります。中学を卒業後、著者は焼肉店という分野でNO.1といえる地位を築いてきた実績があり、その物語が述べられています。
料理人としてスタートを切ったのち、美味しい焼き肉を提供するために人生を捧げる姿は見本になります。著者の努力の結晶である叙々苑をどうやって成長させてきたのか、組織論を中心に話しています。
3.組織論と書いたが、そんなに堅苦しい話ではないと思いました。日頃から人間観察を怠らず、感性を高めた先に今の著者が成り立っているのだと思いました。
私が学ぶところとしては、「夢中になること」「人間観察を怠らないこと」だと思いました。普段から心がけてはいますが、詰めが甘くなってしまう部分が出てしまい、ミスに繋がります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本で一番有名な焼肉店である「叙々苑」。
焼肉店のタン塩、食後のデザート、ガムなど、日本の焼き肉文化を創ってきた「叙々苑」の秘密が
満載の一冊です
「叙々苑」代表新井泰道氏へのインタビューをまとめた一冊となっています。
今や日本で一番有名な焼肉店「叙々苑」のあらゆる疑問に新井氏がインタビューに応える形で綴られています。
修業先から逃避行して大阪に向かった少年が、ひょんなきっかけから自分の店を持つことになり、
紆余曲折を経ながらも店舗を拡大し、現在では、「叙々苑」のオーナーの地位だけでなく、
焼肉の業界団体のTOPに上り詰めていくまでのストーリーが新井氏の言葉で綴られており、
業界関係者はもとより、「叙々苑」ファンにとっても楽しめる内容になっています。
常に「お客様にとって大切なことは何か?」という軸で業界の常識と向き合い、
自身の嗅覚に基づいて行動した結果、新井氏は多くの新しい業界の常識をつくりあげています。
焼肉店のタン塩、食後のデザート、ガムなどが有名ですが、それ以外にも、「これも叙々苑が始めたことなんだ」と
いうことがたくさんある事に気づかされます。
また、自身の経営ポリシーについて
・ほったらかしが一番の社員教育
・金策は経営者の仕事ではない
・腕の良い板前はいらない
と、自由奔放な経営をしているように思えて
・叙々苑のタレは3人しか作れない
と、押さえるところはきっちりと押さえている姿は、経営者というよりも商売人であると感じます。
この本を読んで「叙々苑」に行くと、今まで以上に楽しい時間を過ごせるようになる予感を
感じさせてくれる一冊です -
叙々苑の社長の本。
凄く興味ある飲食店だったのでいろいろ知れてよかった。
ただ、もっと深い苦労話などを知りたかったかな。