勝海舟を動かした男大久保一翁: 徳川幕府最大の頭脳

著者 :
  • ルックナウ(グラフGP)
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  • Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766211894

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  • あまり取り上げられていない幕臣が勝海舟を起用し、幕府よりもむしろ諸大名から高く評価され、幕末の幕府を支えた「頑固一徹なもののふ」大久保一翁の生涯を扱った一冊。
    自分が書いたもの(日記など)を一切残さなかった(明治維新に焼却した?)ようで、当時彼が何を思っていたのかはよくわかっていないようである。
    大政奉還を5年も前に唱え、横井小楠や勝海舟、坂本龍馬に影響を与えて行った。
    新政府が鳥羽伏見の戦い以降、旧幕府の代表として相手にしたのは大久保一翁と勝海舟だけであったようである。

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著者プロフィール

古川愛哲(ふるかわ・あいてつ)

 1949年、神奈川県に生まれる。歴史資料収集家。日本大学芸術学部映画学科で映画理論を専攻したあと放送作家として活躍。同時に、東西の歴史や民俗学をはじめ「人間とは何か」を追求。また、世界の映画大学ともいえる「国際学生映画祭」の創設に加わり、新しい視点から芸術をバックアップする。
 著書にはベストセラーになった『江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた』『九代将軍は女だった!』『江戸の歴史は隠れキリシタンによって作られた』『坂本龍馬を英雄にした男 大久保一翁』『悪代官は実はヒーローだった江戸の歴史』『原爆投下は予告されていた』(以上、講談社)などがある。

「2017年 『西郷隆盛の冤罪 明治維新の大誤解』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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