会計と会計学のレーゾン・デートル (慶應義塾大学商学会商学研究叢書 22)
- 慶應義塾大学出版会 (2018年2月20日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766424911
作品紹介・あらすじ
会計が拘るべきもの、守るべき<ruby>構造<rt>しくみ</rt></ruby>は何か?
会計が果たすべきこと、担うべき<ruby>機能<rt>やくわり</rt></ruby>は何か?
会計の実践・研究は、企業活動を取り巻く経済社会の変動によって常に変化を迫られ、とくに1990年代のいわゆる「会計ビッグバン」以降、会計基準の国際的調和化(harmonization)、時価評価の導入、株主資本主義の拡大といった数々の激変にさらされてきた。
また、こうした変化は、激しい利害対立と学説上の論争を引き起こし、「何のための/誰のための会計か?」さらには「会計学は何の役に立つのか?」といった本質的問い掛けを呼び起こす。
本書は、こうした学問・実践の両面に対する問い掛けを受け、この30年ほどにわたる会計制度改革と論争の流れを鳥瞰し、その主要論点を取り上げながら、変容する会計制度・会計学の意味と意義、そして今後の行方を論じる。
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