人は「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックス―アステ新書)

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  • 経済界
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レビュー : 106
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766710212

作品紹介・あらすじ

仕事・恋愛・人間関係にスグ効く。初対面で相手の心をつかむ。人の心を打ち、ホッとさせる。

感想・レビュー・書評

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  • ・相手の意図を察知する
    ・内容を具体的に話す習慣を
    ・アイコンタクトを相手よりも1秒長く
    ・相手に合った話題を

    このへんをぜひ実践してみようと思った。
    会話下手と自覚するなら、事前の準備やプロファイリングが必要かも。

  • 普段の日常生活で遣う言葉や表情を少し意識して変えるだけで、相手からの印象が変わるなど今後に役立ちそうな内容が書かれてありました。

  • 初読/2015/01/26
    再読/2018/06/17
    福田 健
    リュウ・ブックス・アステ新書
    人は「話し方」で9割変わる

    はじめに
    ┗会話はキャッチボールだから、半分は、いやそれ以上に「聞く」ことが大切になる。会話の下手な人の多くは、聞くのが下手である。自分では聞いているようでも、ちゃんと聞いていなかったり、気の利いたことを言おうと焦って、聞くのがお留守になったりしていないだろうか。
     頭と心――とりわけ心を柔らかくして、人の話をその通り聞き取る力を磨く。
     会話は日々の人間の営みである。気づきもヒントも、実は毎日の生活(=会話)の中にある。

    第1章 話し方次第で、人生は変わる
    ▼人の心が読めれば臨機応変に対応できる

    ●楽しい人生は「上手な会話」から始まる
    ┗会話上手な人のおしゃべりは下記の特徴を備えている。
     ★話す・聞くのバランスが取れている
     ★話題がうまくかみ合っている
     ★話が停滞せず、変化・発展していく
    ●会話は筋書きのないドラマのようなもの
    ┗会話は相手から予想外の話が飛び出したり、こちらの話題も相手の予定外だったりする「思いがけなさ」が特徴。マニュアルに頼りすぎると、今ここという生きた現実に心が働かなくなり、人間らしさを失う。
    ●この三点が「会話上手」への第一歩
    1 新鮮で相手に合う話題を選ぶ
    ┗会話は、その時その場に応じた相手とのやり取りだから、話題は第一に新しいものが良い。
    2 相手や場の状況を読み取る
    ┗見かけで判断して、相手の気持ちを読めずにものを言ってしまうのは、日常よくやる例である。失敗/間違いは、①できるだけ早く気付くっこと(相手・周囲の反応を見る)②詫びる・言い直す・軌道修正をする③次の会話に生かす。
    3 相手に応じて出方を変える
    ┗自分の話の聞かれ方に気を配る。態度の変化を見る。(「首をかしげる」「腕を組む」「唇が動く」)
    ●異論・反論を越えて理解を深める
    ┗話をするときに、無意識のうちに、自分の意見に、相手の同意を求めている可能性を考える。
    1 話は受け手が意味を決定する
    ┗相手は自分とは違うのだから、相手は相手なりの受け取り方をするのは当然。
    2 ”違う意見”に出会うのも会話の楽しみ
    ┗会話をすることは、お互いの違いを明らかにすることでもある。相手の意見が自分の考えとどう違うのかに興味を持つ。
    3 結果を気にせず伸び伸び話す
    ┗(会話によって起こった)結果を気にするのは、よく思われたい、悪く思われたくないとの自己中心的態度とつながっている。相手を考えているようで、実は自分にとらわれている姿。

    第2章 初対面で心をつかむ話し方
    ▼言葉だけでなく表情・動作も大事な要素

    ●「人間関係」があって会話は成り立つ
    ┗初対面の相手とは会話の前に人間巻毛を作ることが必要。
    ●どう見られるか、”第一印象”に気を配る
    ┗人間にとって目から入る刺激は、
     ①強いインパクトを受ける
     ②理性よりも感情に影響を与える
     ③印象として、長く残る
    1 笑顔には魅力がある
    ┗明るい表情/笑顔を見せる人は、親しみ深く、信用が高い。
    2 アイ・コンタクトで相手の心をつかむ
    ┗初対面時に、笑顔を向けながら、相手と目を合わせ、1~2秒止める。3秒以内にさり気なく目をそらす。
    3 お辞儀には”人となり”が現れる
    ┗目礼、会釈(立ち止まって、笑顔とともに)、お辞儀(上位者に対し。頭を上げる時はゆっくり)
    ●「アイ・コンタクト」の練習をしよう
    ┗日本人はもともと得意ではないので練習。
    1 相手より1秒長く
    ┗相手より先に目をそらさない ★なぜ?
    2 話し方講座での練習方法
    ┗①中央に立ち止まる②ひと呼吸、大きく息を吸って吐く③全体に目線を配る④一人ひとりに目を合わせる⑤目があったら、一瞬止めて、次に移る
    ●”先手のあいさつ”はこんなに効果的!
    ┗「あいさつ」とは、会話の発端部分。人間関係づくりの第一歩を担う、話の重要な機能部分。
    1 あいさつには”相手を変える”力がある
    ┗全くの見知らぬ人にも挨拶(目線を合わせて笑顔を向ける)ことで人の心をリードする作用をもたらす。
    2 反応を見ながら対応する
    ┗第一声に対する反応が良い場合は以後の会話のチャンス。応答がない場合は無理せず沈黙する。
    3 相手が話にのってこないときにはどうするか
    ┗セルフチェック。
    ①こちらの声の掛け方を振り返る
     ★相手の状態を考えたか
     ★声はちゃんと届いたか
     ★感じよく声をかけたか
    ②相手が返しが下手(答えやすい質問を投げて待つ)
    ③警戒心が強い
     ★もう一度(丁寧に)声をかけなおす
     ★自分を正直に見せる
     ★共通の関心ごとを見つける
    ●会話が途切れない、初対面にふさわしい話題
    ┗「たちつてと、なかにはいれ」
     た(食べ物飲み物、旅の話)、ち(地域、地元の話)、つ(通勤に関連した話)、て(天気、天候について)、と(富、景気、経済)、な(名前、地名に関して)、か(体、健康の話)、に(ニュース)、は(流行)、い(異性、男女の話)、れ(レジャー、余暇、休日)

    第3章 身近な人と”いい関係”を保つ話し方
    ▼さり気ない言葉・他愛のない話の効用

    ●つい怠りがちな”身近な人”との会話
    ┗会話をし、未知の領域を探すことで互いを知る努力を継続する。
    1 他愛もないやりとりが潤滑油になる
    ┗①朝夕必ずあいさつをする②「あいさつ」プラスひと言で会話につなげる
    2 「一緒に」「ともに」こそが会話の精神
    ┗慣れた相手と共有する時間が減ってきた時こそ「一緒に」「共に」目を見て話す時間が必要
    3 家庭内でも必要な情報交換
    ┗身近なもの同士では油断、感情のストレートさ、相手への期待により問題が起こる
    ●”話しにくい人”から抜け出す方法
    ┗①一日一回、相手の目を見る②3分でも5分でもよい、一日一回会話する時間をとる③今日一日、どんなことがあったか、話すこと
    1 ものが言いにくい状況を自分でつくっていないか
    ┗柔らかい態度(会話への応答)、表情豊か、時分から近づく
    2 自分から言いやすい状況を作るコツ
    ┗①先手で声をかけて、はずみをつける②明るく振舞い、話しやすい雰囲気をつくる③区切りの良いところで「ちょっといいかい」と言葉を挟む
    3 「忙しい」を連発すると会話のチャンスを逃す
    ┗「一回の回数は短く、回数は多く」
    ●会話がはずむコミュニケーションの三条件
    1 相互性 - 会話のキャッチボールを心がける
    ┗①自分ばかり喋らない(自分4、相手6)②自分のことばかり話題にしない③話しながら、相手の反応に気を配る
    2 水平性 - 同じ背丈でのやり取りが大事
    ┗①威張った態度でものを言ないこと(姿勢、言葉遣い)②説教口調にならないこと③対等な会話を通じて、つながりを強める(相手を理解しようと努める)④敬語を使って話せば上位者とも対等に話せる(砕けた場面でもビジネス上は敬語)
    3 対面性 - 思いがけなさが会話の命
    ┗①先入観、思い込みにとらわれない(相手に予断を持たない)②相手の目を見て、明るい表情で、話したり聞いたりする
    ●「物理的な距離」と「心の距離」とは?
    1 相手との間の物理的な距離
    ┗①距離②位置③場所
    2 心の距離のとり方 - つかず離れず、会話上手になるには
    ┗①立ち入った詮索、干渉はしないこと②半クエスチョン法③山嵐のジレンマ④本当のやさしさとは(相手にとって必要なことなら自分が傷つくのを覚悟で発言する態度も必要)
    ●人間関係を”修復する”ための会話
    1 自分から朝一番で詫びる
    2 早い時期に率直に話し合う
    3 関係の修復は自分から
    ┗人間関係の原則は”あなたが変われば相手も変わる”

    第4章 「話す力」は「聞く技術」で磨かれる
    ▼聞きながら相手をリードする方法

    ●「聞く」ことは「話す」ことである
    ┗会話が苦手、自身がないという人は、いかに、上手くしゃべるか、気の利いた話をするかにとらわれている場合が多い。余裕をもって相手の話を聞くべき。
    1 「聞く」のも表現と考える
    ┗聴いていることを表現することが、「聞く」。話す、聞くの交代がタイミングよく行われるのが良い。
    2 「聞き手」が「話し手」を変える
    ┗①聞き上手が話しベタを変える(聞き上手が話し手を育てる)②子供の話に耳を傾けることは大事③ミーティングで発言が出ないのは喋りたそうなメンバーへの促しが足りない④よく聞けば自分の話も聞いてもらえる(聞くのはお金のかからない譲歩、相槌は会話をリードする手段)
    3 「会話の順番取りシステム」とは
    ┗①現在の話し手の話をよく聞く②会話の流れを読み取って、自分の順番を決める③話が潜在的完結点に近づく④次に話そうとする人が、それとなく合図をする⑤会話がA→Bにバトンタッチされる⑥話の途中で割り込む場合は「ちょっといいですか」と一言断る⑦沈黙が訪れたときは、他の人に話を振るか、自分が話し手の役を引き受ける
    ●会話を楽しくする「聞き方」の秘訣
    ┗聞き手の応じ方が会話に楽しさをもたらす
    1 リラックスして心を開いて聞く
    ┗柔らかい態度で、反応は迅速に、一緒になって笑う
    2 あいづちの打ち方に変化をつける
    ┗①同意のあいづち②共感のあいづち③促進するあいづち④整理するあいづち⑤軽い驚きのあいづち ※「よくご存じですね」は使わないほうが良い
    3 相手の話を横取りしない
    ┗相手に興味と関心をもって、相手中心に話のやり取りを進める
    4 きっかけになる話題を用意する
    ┗その人に合った問いかけの話題を用意
    5 あなたはどんな聞き方をしているか
    ┗①話をきく最初の一瞬から、相手と目を合わせる②明るく、感情のこもった表情で聞く(驚きと喜び)③言葉に出して相槌を打つ(同じあいづちは打たない)④相手の話を横取りしない⑤相手の話の中のキーワードを、相手の言葉で確認する⑥思いつきの質問は最後に回す⑦相手の誤りはあからさまに指摘しないで、確認して相手に気付かせる
    ●「質問」で会話を盛り上げる
    ┗質問は①話が途切れる時②先に進まないとき③聞きたいことがあるとき、に使う。相手が話している時は、相槌を売ったり要点を確認して熱心に聞く。
    1 質問jは相手への興味・関心から生まれる
    ┗興味関心を持ち、話を鵜呑みにしない。思い込み・先入観をわきに置く。
    2 相手に話してもらうための質問
    ┗①オープンクエスチョン(YES/NOで答えられない質問)②具体的な質問③ポイントを絞った質問(回答の範囲が狭い質問)
    3 質問と詰問 - どこが違うか
    ┗【詰問】①心配からくる問い詰め(詮索)②押しつけによる干渉③「どうして」という名の詰問
    ※怒りの感情は6秒待つこと。

    第5章 「話し方で9割変わる」具体例
    ▼仕事・恋愛・人間関係にスグ効く

    ●「話の返し方」で展開がガラリと変わる
    ┗返し方を工夫するポイントは下記
    1 相手の意図を察知する
    ┗会話時の質問の意図を考え、次の話題につなげた返し方をする
    2 視点を少し変えてみる
    ┗話し手以外の視点から見える状況を減給する(高い/深い、こちらが怪我を負った/向こうも大怪我)
    3 内容を具体的に話す習慣を!
    ┗一問一答ではなく状況を具体的に話すことで、次の話への渡し橋となる
    4 落ち着いて相手の話をよく聞く
    ┗相手の話の①意図②視点③具体性、に着目した返しをする
    ●自分の気持ちを上手に伝える表現法
    ┗『わたしはあなたの意見に反対だ。だがあなたがそれを言う権利は命を懸けて守る』
    1 だれにも意見を述べる権利がある
    ┗問題は意見を言うこと自体にあるわけではなく、意見の言い方にある。人間の「気持ち」「感情」「心」に対する配慮が必要。
    2 肯定的な表現を心がける
    ┗①いきなり否定しない(肯定し、反証)②余計な一言を慎む③相手を認めながら話を進める④マジックフレーズ(感謝・詫び・激励・譲歩)を明るく適宜使う(目的は自分の意見を聞いてもらい、会話をスムーズに進めること
    3 会話におけるウソとホント
    ┗思った通りの言葉を口に出さず、自分の気持ちを素直に表現する方法①自分の感情を吟味する②表現の工夫をする(言葉選び、言い回し)③真実を語りながらも相手を怒らせない(相手を拒否/否定しない)④言わない嘘(取るに足らないお世辞でも、気分が沈んでいる時は、慰めになる)
    ●「ユーモア会話」のすすめ
    ┗会話はいい気分が味わえるのが何より。
    1 ひと呼吸おいて自分を見つめる
    ┗①普段から感情をため込まず、自分の感情を吟味して、どう表現するか考えたうえで、素直に表現する。②相手から否定された時にひと呼吸おいて感情をリセットする
    2 角度を変えてものを見る
    ┗悲劇とはクローズアップされた人生であり、喜劇とは距離を置いて人生を見ることだ
    3 めげないでダジャレを飛ばす
    ┗相手がジョークを言ったときは一緒に笑うこと。

  • *図書館の所蔵状況はこちらにコピペしてね
    http://opac2017.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/BB50075346


    つまりほぼ別人になれるかも!?変わりたい人にオススメの1冊

  • 978-4-7667-1021-2 221p 2009・3・27 初版34刷

  • コミュニケーションの基礎にしたいと思って手に取ったのだろう。

  • 話し方が上手くヒントが沢山紹介されており、すぐ実践できそう。
    軽く読めるので職場の人に貸して読んでもらいました。

  • 人間性も話し方によって変わるという事を訴えかけている本です。 著者の言い分は良くわかるのですが、少しマインドコントロール的な要素も含んでいると私は感じました。 自己啓発という意味では登竜門の「話し方」について学ぶには大いに参考になるかと思います。 他の著者の同様の内容の本も読んで、内容を比べてみたいと思います。 

  • 前半はよくあるコミュニケーション本といった感じだったが、後半は具体例などが折り込まれ、読めた。
    特に「相手を認めながら話を進める」という点はもう少し気を付けていこう。

    ・心に置いておきたいポイント
    ネガティブ・リスニングは駄目
    質問は具体的に
    相手が苦手、意見が合わない人でも相手を認めながら話を進める事

  • 内容的には、ありきたりだけど、作者の飾らない書き方がなかなか好感。

    ・話しにくい方法から抜け出す方法
    ①物が言いにくい状況を作っていないか?
    相手が話しだすと、すぐ反論を挟む。
    相手は内心意義があるが、何か言うと2倍、3倍になって返ってくると思うから黙ってしまう。何回かこんな経験を繰り返すうちに、「彼女に言っても無駄」との思いが定着し、口を閉ざす。

    ・会話が弾むコミュニケーションの条件
    ①相互性
    自分ばかり話さない。
    自分の事ばかり話題にしない
    話しながら、相手の反応に気を配る
    ②水平性
    説教口調にならない。説教とは、過去の押し付けである。

    会話における嘘と本当を思いやりで使い分ける。

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