- Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
- / ISBN・EAN: 9784766784633
感想・レビュー・書評
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毎日の行動が未来を変える。って言葉が一番印象的であった。
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2011年132冊目。満足度★★★★★
期待を裏切られた。いい意味で。感動。 -
仕事へのプロ意識、もっというと絶えず仕事を「改善」させようとの意識があれば、どんな仕事でも学ぶべきことはあるし、どんな状況でも成長することが出来るとの内容の本です。
個人的に印象に残ったのは、筆者が理解のある先輩社員に恵まれたという環境の良さがあったのも確かですが、先輩から怒られたことに対して自分に非があったと思ったらすぐ反省して指示通りにする素直さがあったのも見逃せない点だと思います。
実際この筆者はトヨタを退職し、別の会社に転職した際に自分より年下の人間が優秀だと分かると躊躇なくその人の仕事を真似ようとしています。
本書内にも「シガ-ライタ-はどんな車にもついている。ライタ-にもなるし、多くの電化製品に電源を供給することも出来る。
そんなシガ-ライタ-のようなペ-スとなる正しい思考さえ身につければどこに行っても、いつの時代でもやっていける」と書かれています。
素直さ、プロ意識、改善意識の3つが揃っていればどんな会社、どんな仕事でも共通して成果を出せる点を膨大な自身の経験とともに証明している内容の本であり、不透明な時代にキャリアプランに悩まれている方には一読の価値はあると思います。
一点だけ注意するなら、もしドラ系のかわいい女の子のイラストが表紙の本ですが、主人公は女性ではないのでその点は期待を裏切られたと思わないようにご注意ください。 -
泣けます。
それは、この本が実話だから。
等身大で嘘のない、だからこそ泣ける本です。
著者の原マサヒコさんは、
等身大でジタバタして
悩んで焦ってあがきまくって、
そういうカッコ悪いところが
(恥ずかしくても格好つけない潔さが)
最高にカッコイイと思いました。
燃えます。泣けます。アガります。
ちなみに、Amazonで検索すると、本書のPVが出てきます。これがまたカッコイイ!クルマに乗りたくなる!
余談ですが、
著者のサインを貰ったので記念に実家に置いておいたところ、読書好きな家族はもちろん、家族の職場や友達など、読む人読む人みんなが号泣してました。
しかも、読後は誰かに勧めたくなるらしく、実家周辺でちょっとしたブームになっちゃってました(笑) -
いろいろと紆余曲折していた筆者が、自分が好きと思える自動車整備工を目指し、トヨタに入社してからどんどんと成長していく本。
先輩からの助言を、しっかり自分ごとに置き換えて自分の身にしていく生き様は参考になる。
その中でいくつかをピックアップ
■ワイパーは晴れた日に動かす
ゴムの耐久性を保つために、ワイパーを晴れの日に動かす
⇒何気ない言葉だけれど、この言葉の裏にあるのは、「出番がないときにもいつの日にか、活躍するときにまで万全の体制を準備しておかなければならない」ということ
■まずは動けよ。考えるのはこれからだ。
いくら頭で考えても、実際やってみたら違うことがある。動きながら考えるクセをつけたほうがいい。
■ヒアリングのコツ 5W1Hできくと漏れがない
■うまいドライバーはアクセルだけでコントロールするからブレーキをふまない。
■速く走りたければ軽くなれ
会社での嫌な思いとかいろんなものを抱えるのではなく余計なことは考えずに仕事に集中する。それが今しないといけないこと。
■多く入れて多く出す車を速くは知らせるためにいは、パーツを交換して
吸気と排気をスムーズにすることで車にとっての多くの呼吸ができるようになる。それによって爆発力も高まり、馬力が上がって速くなる。
⇒人間でいうと有酸素運動。多く知識を入れて多く出す。吸気:人から教えたり、本から学ぶこと。排気:後輩に教えたり実際に仕事で実践すること。
■大勢の人を巻き込むことが大事
大きな目標を掲げることはいいことだけれども一人の人間の力は小さい。なるべく多くの人を巻き込めば巻き込むほど目標達成に向かう推進力が増す。
■シガーライターのような考え方
どんな車にも付いているシガーライター。ライターにもんるし、ソケット部分が電源にもなる。
⇒ベースとなる正しい思考さえ身に着ければどこに行っても、いつの時代でもやっていける。
日々の些細な言葉も捕らえ方1つでいろんな学びにつながるんだなと気付かせてくれた本。 -
表紙からして「もしドラ」を意識した、どうせどうしようもない自己啓発本だろうと思ってよんだのだが、どうしてどうして、これがとても良い内容であった。
自分に自信がなく、コンプレックスの塊だった主人公が面倒見のよい先輩に怒られながら、仕事をする上で大事なこと、そしてそれが人生にとって大事なことにもつながることに気づいていき、成長していくという話。
確かにストーリーにありきたりな感じはある。しかし、本書で紹介される先輩からの教えはとても意義深いものが多い。何度も振り返りたい言葉がたくさんつまった本である。おすすめ。 -
車関係は特に得意ではなかったけど素直に感動しました。
自己啓発本としてはお勧めできます。 -
前半は、何がおもしろいのかなと思いましたが、段々と奥深い話になってきました。最後は感動しました。
一生懸命にがんばる必要性を感じました。
親の暖かさ、仲間の大事さも教えて頂きました。