渇き

著者 :
  • 勁文社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784766925913

感想・レビュー・書評

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  • 東直己作品初読み。ススキノ探偵のシリーズを読みたかったのだが、先にこのシリーズを図書館で手に取る。
    探偵畝原シリーズ1作目、と思っていたら、文庫版では姉川女史と出会う短編も併録されていたらしい、、、。
    内容は、冒頭から、ゲッ、と思うような感じだったけれど、意外に可愛い娘を持つお父さん探偵が描かれていて、スイスイと読めた。いろいろシリーズが続けられているようなので、これから読むのが楽しみ。

  • 東直己を知った初めての本。
    すすきのの裏側を垣間みた。ちょっと衝撃だった。
    裏ビデオの実態。
    多分、本当のことが多くちりばめられている。
    著者のいろいろな情報から作り上げた小説なのだろうと。

    畝さんもまだ、初々しいし、こなれていない。
    ここから、東フリークがはじまった。
    まさに札幌の札幌による札幌のための探偵小説が始まった。

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著者プロフィール

一九五六年札幌生まれ。本郷幼稚園中退、本郷小学校卒、東白石中学校卒、札幌東高等学校卒、小樽商科大学中退、北海道大学文学部哲学科中退。
現場作業員、ポスター貼り、調査員、ガードマン、トラック助手、編集者、広告営業、コピーライター、受刑者など諸職を転々。
一九九二年『探偵はバーにいる』(早川書房)で小説家としてデビュー。同作は、一九九三年『怪の会』激賞新人賞受賞。
二〇〇一年『残光』(角川春樹事務所)で日本推理作家協会賞受賞。

「2010年 『北の作家 書下ろしアンソロジーvol.2 utage・宴』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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