1995年以後~次世代建築家の語る建築

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  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784767807805

感想・レビュー・書評

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  • 1995年というのは、阪神大震災に始まり、地下鉄サリン事件やウインドウズ95の発売、エヴァンゲリオンの放映開始など、日本現代史のターニングポイントといわれる年らしい。
    個人的には、「北の国から95秘密」で、蛍が不倫して宮沢りえがAV出演過去のある役を演じるという、ある意味、青春時代の偶像が崩壊した年でもあります。

    そんな1995年以降に活躍してきた、1971年以降生まれの若手建築家、研究者ら32組へのインタビュー集。

    情報の編集、整理の方法として「本」の新しい役割を見直すことができた点では非常に良い本です。

    これからの建築家像について、俯瞰的ではなく参照的に読んでいける本だと思うので、一回読んで終わりではなく、ここ2~3年ぐらいで何度か読み返してみようと思ってます。

    たぶん、そのときどきで共感する人も違えば、この本がやや強引に通している藤村氏の問題意識への意見も違ってくるのだと思います。

  • 時代の流れを知れた

    そして時代の渦の中に呑み込まれていく本

著者プロフィール

藤村龍至:建築家。東京藝術大学准教授。RFA主宰。アーバンデザインセンター大宮(UDCO)副センター長。主な建築作品に「すばる保育園」(2018)「鶴ヶ島中央交流センター」(2018)「OM TERRACE」(2017)など。主な著書に『批判的工学主義の建築』『プロトタイピング』がある。

「2018年 『BIOCITY ビオシティ 74号 エコロジカル・デモクラシーのデザイン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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