- Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
- / ISBN・EAN: 9784767818238
感想・レビュー・書評
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スポーツ選手の「不正」といえば、まず思い浮かぶのはドーピング。なんですが、サッカーでいうところのマリーシア的なことについても、言及されていたりします。
そこまで「不正」というくくりに入れてしまうと、ルールのアソビがなくなってしまうと思います。そのルールのグレーゾーンを許してしまうことが、遠い遠い要因の一つって言われてしまうと、楽しめないなぁ。
ま、ドーピングは「だめ・ぜったい」ですがね。アームストロングの一件は衝撃なんてものじゃなかったですし。
個人の欲求だけでなく、国挙げてのドーピングもあったりするので根絶には、まだまだ長い時間がかかりそうです。
「2mってすんげえだろ!?もし必殺殺人サーブと身長2mどっちか今スグ貰えるっつったら絶対2mだね!だってサーブはがんばれるけど身長はがんばるも何もねえし」とは選抜合宿中の百沢を励ました日向の言葉。ハイキューですよ。
そこに「身長に関わる魔法のクスリがあるよ。副作用なし、ばれることもない」と悪魔が囁いたら?ってことですよね。
人間の底の底に眠っている欲求。根深い。
ドーピングなくなるには、いっそのことそれ前提にならないとダメなのかもしれない。
コーディネーターとかさ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと期待はずれでした。
クリケットにおける不正の話をされても、日本人にはイメージしづらいので。
※もちろん、他のスポーツの不正の話の方が多いのですが。
もう少し、具体例を絞って、一つ一つを掘り下げた内容を期待していたので、たくさんの例をひたすら並べたような構成には、少々辟易しました。
原作を訳すのではなく、原作をもとにした日本版でもつくらないと、日本では受け入れられにくいと思います。