ブッシュマン(今も狩猟、採集、移動の暮らしをしている民族)の家から始まり、現代建築で終わる本の構成が良かった。
現代建築はどこにルーツを持ってるのか分かりやすかったから。
気になった住宅
p60
エチオピア グラシェ族 茅葺き円形住宅
周りが大きな葉を持つ植物で囲まれてるので、ジオラマみたいな写真になっててよかった。
p142
イギリス フォスター邸
消石灰仕上げの壁がきれい。
ほぼ直線で構成されてるのにひさしを支える部材だけしなやかな孤というのがいい。
p166
アメリカ グリーン兄弟 ギャンブル邸
『風立ちぬ』のコテージみたい。
バンガローが元らしい。
p172
フランス コルビュジエ サヴォア邸
アベンジャーズの本部みたいな形してる。
コルビュジエの建築ってなんか無駄な動線が多い気がするんだよな。
p174
アメリカ フランク・ロイド 落水荘
これはミステリーの殺人動機に出てきたやつと思った。
建物が動機とかどうなん?と思うけど。
実は構造的に無茶な点が多いというのがウケた。
p180
アメリカ ロバート・ヴァンチューリ 母の家
シンプルなのに、無駄が多い。
この感じ好き。
人だなーって思う。