ズームレンズは捨てなさい! 〜3万円単焦点レンズで世界を変える〜 (玄光社MOOK)

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  • 玄光社
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768306062

感想・レビュー・書評

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  • 「ズームレンズを捨てろ」とは言わないが、その弊害をついた言葉がはじめに登場する。

    >>>>
    「標準ズームレンズ」はいずれも高性能。
    (中略)
    ズームレンズしか知らないビギナーはF値や焦点距離によって異なる被写界深度やパースペクティブの変化を体得できず永久にズームレンズを回し続ける。
    <<<<

    標準レンズが悪いわけではないが、使い続ければ、次の一歩が出ない。単焦点の利点が、ただ「ボケがすごい」ということになってしまう。

    それでは数万円を出す価値があるのか?
    という疑問は当然で、また性能のいいズームレンズを買うのだろう。

    私はすでにズームレンズを殆ど使わないが、使わないでいるとわかる世界。使わなくて気づける世界があった。

    ~~~

    しかし、本書の大半を占めるレンズレビューについてはどうかと思う点が多い。

    文書の問題ではない。

    あまりに作例が乏しい。
    1枚しかない写真がこれか?と疑うもの。
    「3万円以内」と言いながら、ボディは数十万円する「Leica M」での撮影。

  • 最近のズームレンズは割と高性能だが、ズームレンズしか知らないと、F値や焦点距離によって異なる被写界深度やパースペクティブの変化を体得できず、永久にズームリングを回し続けることになる。単焦点レンズの個性ある描写の世界へようこそ。

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著者プロフィール

写真家

「2016年 『銀塩カメラを使いなさい!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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