六大学野球: イラスト版オリジナル (FOR BEGINNERSシリーズ イラスト版オリジナル 94)
- 現代書館 (2003年5月1日発売)
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感想 : 1件
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- Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
- / ISBN・EAN: 9784768400944
感想・レビュー・書評
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「六大学」とはなにか、なぜ偉そうなのか……。その理屈がわかりました。それから、一個の白球に託された人びとの思いも。
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大学野球が野球の始まりだった。東京六大学でない全国の大学野球も面白い。こんな記録・エピソードがあったんだ。
東京六大学野球が開幕したことだし、読んでみた。早慶戦が双方の応援過熱で中断、間を明治が取り持ったのが始まり…という六大学創成の話は他の本で読んだことがあるけれど、早慶明法に加えてなぜ立教と東大だったのか。中央と青学の可能性もあったが、当時の法学界の流派や江戸庶民の気持ちなどを背景とした分析は興味深く、東京六大学が単に野球だけで成立したわけではないことがわかった。03年の出版で記録の類が02年までなのは残念だったが、それを差し引いても楽しめた。
(A)
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