六大学野球: イラスト版オリジナル (FOR BEGINNERSシリーズ イラスト版オリジナル 94)

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  • 現代書館
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784768400944

感想・レビュー・書評

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  • 「六大学」とはなにか、なぜ偉そうなのか……。その理屈がわかりました。それから、一個の白球に託された人びとの思いも。

  • 大学野球が野球の始まりだった。東京六大学でない全国の大学野球も面白い。こんな記録・エピソードがあったんだ。

    東京六大学野球が開幕したことだし、読んでみた。早慶戦が双方の応援過熱で中断、間を明治が取り持ったのが始まり…という六大学創成の話は他の本で読んだことがあるけれど、早慶明法に加えてなぜ立教と東大だったのか。中央と青学の可能性もあったが、当時の法学界の流派や江戸庶民の気持ちなどを背景とした分析は興味深く、東京六大学が単に野球だけで成立したわけではないことがわかった。03年の出版で記録の類が02年までなのは残念だったが、それを差し引いても楽しめた。
    (A)

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著者プロフィール

フリーランス・ライター、戸籍研究者。
1948年、東京・日野に生まれる。1969年から3年間、自治体(東京都新宿区役所・戸籍係)に勤務。1972年から現職に。
この間、グループ社会派(ライター・グループ)に加わり、冤罪事件や管理教育などの社会問題を中心に執筆活動を行うとともに、戸籍制度、外国人登録制度などを研究。女性や子ども(1979年、私生子差別をなくす会結成)、外国人の権利(1982年、韓さんの指紋押捺拒否を支える会を結成)をめぐる運動に参加。多くの著書を発表している。
代表作はFOR BIGINNERSシリーズ『戸籍』(1981年現代書館)。最新作は『ウーマンリブがやってきた』(2010年インパクト出版会)。そのほかの著作に『〈くに〉を超えた人びと』(1997年社会評論社)、『個人情報を守るために』(2001年緑風出版)、『未完の「多摩共和国」』(2005年凱風社)。
編著としては、『ひとさし指の自由』(1984年社会評論社)、『指紋拒否者が裁いたニッポン』(1990年社会評論社)、『ストップ!個人情報ホゴ法』(2001年現代人文社)。
このほか大阪人権博物館に指紋押捺運動関係の初期資料を提供している。

「2010年 『知っていますか?戸籍と差別一問一答』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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