ファッションビジネスはこう変わる: 流通ビッグバンとグローバルウォーズに勝ち残るのはどこだ (KOU BUSINESS)

著者 : 小島健輔

• こう書房 (1998年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[221122さんの感想 · 2009年12月18日]

『ファッションビジネスはこう変わる』（1998）小島健輔
・ライセンスブランドの光と影p.105
・SPAp.120…自社オリジナル企画ブランドによるアパレル製造直売専門店
・SPM…アパレルに限らず企画製造直販型ブランドビジネス全般
　例　シャネル、ヴィトン、無印良品、ブランド米の産地直販、トヨタ自動車、デル・コンピュータ
・日本のファッション産業p.161
　（リーマンショック後の）家計におけるファッション関連支出シェアが落ちている→総務省　「家計調査報告書」、経済産業省「繊維統計」…使える！
・ZARAやデルはトヨタのカンバン方式を採用している→日本のアパレル産業でも市場を奪い返すことができる！p.173
・外資系による制圧
・百貨店、量販店分析

著者プロフィール

慶応義塾大学卒。大手婦人服専門店チェーンに勤務した後、㈱小島ファッションマーケティングを設立。ファッションビジネスの経営実務研究会SPACを主宰して業界の経営革新にあたる一方、業界誌紙やネットメディアにも寄稿。2016年には経済産業省のアパレル・サプライチェーン研究会委員も務めた。マーケティング＆リテイリング～サプライチェーン＆ロジスティクスをデジタル/アナログの両面から一貫して捉え、中長期視点の経営戦略と現場の技術革新を提言している。

「2018年 『店は生き残れるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」