- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769611295
作品紹介・あらすじ
さまざまな相手からのキツイひと言、立場を利しての横暴な態度、戦いや争いでの勝ち負けを要求される社会の仕組み、「正しい、正しくない」「良い、悪い」の二極化を迫られる選択、無用な「仕返しごっこ」が続いてしまう人間関係…仕事や生き方で傷ついてしまう人たち向けに、「自分(の心)を守るスキル」を展開!そのスキルは、争いを避け、自分を傷つけず大事にする方法であり、同時に"相手を育てる"方法でもあります。著者が一貫して提唱する「自分中心心理学」の真髄。
感想・レビュー・書評
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他者中心の意識 相手の言動にとらわれて、あれこれ悩んでしまう状態、自分のことが疎かになっている
自分の気持ちを解放するために、自分を大事にするために。自分の心を救ったり、癒やしたりするために、という発想が自分中心の基本的な捉え方
自分が苦しいから、この苦しみから開放されるために、自分のできることをしよう
私の心を傷つけたくないから、私の心をすくために動こう
私を愛しているから、私を守るために行動しよう
起こっている問題に対して、こんな発想から望むのが自分中心
自分中心となり、自分の自由を認められるようになればなるほど、相手がどんな人物であろうが、その生き方を認めるということができるようになる
相手の生き方を認められれば、必要以上に相手に干渉しようという気持ちは起こらなくなる。そのため、相手を気ににしなくてすむようになる
感情的になっていたり争っていたりするときは、言葉の内容や主張は意味をもたない。意味は単に争っているだけである
「わたしはそれに賛成はできませんが」
「わたしの意見とはことなりますが」
「〇〇さんの責任のもとで」
自分の感情を基準にして、自分が感情的になりそうだったり、不快な気分になりそうなときには、「速やかに撤退する。退く」ことができれば、よけいな争いにならなくて済みますし、よけいなトラブルに巻き込まれなくてすみます。これは、自分をそれ以上傷つけなくなためにです。 -
なかなか、いい本で、トラブルになる人とどのようにかかわってくるか、よく分かりました。もう少し、早く、呼んでおけばよかった気がします。
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あっという間に読めた。
全部ではないけど、一部は実際仕事上悩んでいたことの解決になった。
「相手は自分を認めてくれないということを前提に考える」は、今後も胸に留めておきたい。 -
「自分を守る」という発想で動けば、そもそも敵などいないし、相手の能力なども関係ないし、自分が決して負けるということなどはない(負けるという発想の仕方自体が自分を守ることから離れている)。目次をみてとても驚かされたけども、また時間をおいて再読してみたい本。