のらくろひとりぼっち: 夫・田河水泡と共に歩んで (光人社ノンフィクション文庫 131)
- 潮書房光人新社 (1996年6月1日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769821311
感想・レビュー・書評
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『のらくろ』ファンにとっては、舞台裏をのぞき見るような、楽しい本。田河水泡に関しては「伝記」的なものの出版がないので、本書を「伝記」といってもよいだろう。実は高見澤の書き換えで田河水泡(たかみずあわ―たかみざわ)と読むこととか、のらくろ誕生の経緯などのエピソードが、「妻」の視点からちりばめられている。(懐古趣味で時代を間違えて生まれてきた)私は、『のらくろ』や『少年倶楽部』を読んで育ったので楽しめるエッセイだった。光人社NF文庫の中では異色な一冊だと思う。
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