日本に自衛隊がいてよかった 自衛隊の東日本大震災 (産経NF文庫)

著者 :
  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769870098

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  • 東日本大震災における自衛隊員の活躍を描いたノンフィクション。あの震災では、本当に『日本に自衛隊がいて良かった』と思いました。筆者はその立場から、防衛力としての自衛隊の必要性を説きますが、最近の災害級の異常気象で自衛隊の必要性は高まっているでしょう。

  • 私は常日頃から、私たちがいざ何か災害などがあった時に、実務的な意味とかでも、とても頼りになる、手助けになってくれる、日本人にとって心の支えになる、日本人の中でも、とても立派な偉い働き方をしてくれている、ありがたい存在の人達ということで、とても自衛隊員の人達のことを尊敬しています。

    東日本大震災の時の自衛隊員の方々たちの活動を、桜林美佐さんが本で一部をご紹介されてくれています。
    この本の中の話にしたって、ほんの一部でしょう。

    いろいろな働き方で国に貢献をしていく生き方がありますが、東日本大震災の時や、近年相次ぐ過去には例を見なかったほどの大きな自然災害の数々の時での、自衛隊員の方々の働き方のご活躍には、本当に頭が下がります。

    そうした活動の数々は、殆どの国民には無理な、日頃から訓練をつんでいらっしゃるからこそ対応のできることです。

    軍隊や警察が必要のない世界が人間社会の理想なのかもしれません。
    すべての人達が、その人生を、もっと他の学力を活かした働き方ができる世の中が理想でしょう。
    ですが不幸なことにも、今現在の日本には、諸外国への備え、日本が食い物にされないためにも、どうしても国と国民を守っていく人達の存在が必要なのです。

    自衛隊員の方々は日本人の誇りです。

    この本を読んで、今まで以上に、自衛隊員の方々の必要性や、いま日本に自衛隊員の方々がいてくれることへの感謝や尊敬、憧れを強く感じました。

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著者プロフィール

桜林美佐(さくらばやし みさ)防衛問題研究科
昭和45年生まれ。東京都出身、日本大学芸術学部卒。防衛・安全保障問題を研究・執筆。2013年防衛研究所特別課程修了。防衛省「防衛生産・技術基盤研究会」、内閣府「災害時多目的船に関する検討会」委員、防衛省「防衛問題を語る懇談会」メンバー等歴任。安全保障懇話会理事。国家基本問題研究所客員研究員。防衛整備基盤協会評議員。著書に『日本に自衛隊にいてよかった ─自衛隊の東日本大震災』(産経新聞出版)、『ありがとう、金剛丸~星になった小さな自衛隊員~』(小社刊)、『自衛隊と防衛産業』(並木書房)、『危機迫る日本の防衛産業』(産経NF文庫)など多数。趣味は朗読、歌。

「2022年 『陸・海・空 究極のブリーフィング - 宇露戦争、台湾、ウサデン、防衛費、安全保障の行方 -』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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