イスタンブールからバスに乗って: 旅の終わりはキプロス島

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  • 恒文社21
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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770410498

感想・レビュー・書評

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  • さくさくっと読了。
    地元の人と積極的に交流する姿に尊敬する。
    トルコで怖い目にあったことがたくさんあると本文で述べられていたが、怖い経験も読んでみたいと思う。

  • 163

  • 幸子さんの遭遇する全てが楽しい。
    人の好意に依存せず謙虚に、
    だけど向けられる親切には躊躇せず飛び込んで。
    好奇心と慎重さが綺麗にまざりあった旅行記は、
    シリーズを通して読むだけで元気になります。

    トルコ、また行きたいなー。

  • トルコに詳しく、訪土経験も豊富な澁澤幸子が1997年の4月下旬から5月上旬にかけて、トルコ国内をバスを乗り継ぎながら旅した紀行エッセイ。
    メジャーな観光地はあまり登場せず、遺跡のあるひなびた田舎町が数多く紹介されている。
    正直、どこがどこやらという感じもするけれど、ゴーイングマイウェイな幸子節が小気味よく、お仕着せのツアーではない気ままで自由な旅を自分もしたような気持ちになった。彼女は屈託なく好き嫌いを作品中で表すのだけれど、不思議と嫌味には感じない。あんまりにも自然体だからかな。

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著者プロフィール

東京生まれ。津田塾大学英文科卒。雑誌編集者を経て、フリー。1981年に初めてイスタンブールを訪れ以来、足繁く訪土を続け、現在はトルコ研究者としてトルコ文化をメインに、旅行記や歴史物語を執筆。主な著者に「なにかを始めたいあなたへ」(じゃこめてい出版)「イスタンブール、時はゆるやかに」(新潮文庫)など。故・澁澤龍彦氏の妹。

「2008年 『女、五十歳 さあ、これから』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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