教育の根底にあるもの―決定版

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  • 径書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770500984

作品紹介・あらすじ

生命に対する畏敬にすべての基礎を置いてこそ、教育の営みははじめて可能になる。実践に裏付けられた林哲学の精髄がここに。

感想・レビュー・書評

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  • 竹井正和さんが心動かされたとのことで、ずっと気になっていました。日本の教育の在り方を問い、見つめる姿勢と、授業中の生徒たちの表情をとった数々の写真が印象的でした。一番心打たれたのは寝返りも打てない重度の障害を持つ勝弘くんとそれに向き合った安藤先生のお話。私は学校教育と聞いて、社会や勉強、技術を教えるというイメージがついていたけれど、安藤先生と勝弘くんからは人間同士のふれあいを感じました。義務教育のあの頃に戻ってみたくなった。

  • 分類=林竹二。91年7月(84年8月の増補版)。

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著者プロフィール

1906年、栃木県矢板市に生まれる。
1934年、東北大学法学部哲学科を卒業。
元宮城教育大学学長。
1985年4月没。
主著
『授業・人間について』『学ぶということ』
『教えるということ』(国土社)
『田中正造-その生と根本義-』(田畑書店)
『田中正造の生涯』(講談社)
『授業の成立』(一茎書房)
『教育の再生をもとめて-湊川でおこったこと』
『学ぶこと変わること』『学校に教育をとりもどすために-尼工でおこったこと』(筑摩書房)
『問いつづけて-教育とは何だろうか』(径書房)

「2016年 『いま授業を変えなければ子どもは救われない【オンデマンド版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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