- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784771024076
作品紹介・あらすじ
携帯電話もいいけれど…読書は人を内面から美しく、魅力的にする。読書は、おそらく心をやわらかく、しなやかにするトレーニングなのだ。本は異世界への扉。柔軟な思考が刻む文体のリズムに酔う。
感想・レビュー・書評
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三冊セットで古本屋に置かれていたのを購入。
日頃、本を読まない18歳には、ややハードルの高い部分があるかもしれないが、高校生から大学生へ渡ってゆく時期に、質の高い本に触れることは、とても意味のあることだと思う。
死者と対し、言葉を交わすこと。
いつも、最新とか、最先端に心を動かされてしまうけれど、振り返ること、立ち止まることは、必要な動作だと思う。
そして、振り返った先には決して「過去」があるのではない。
そこに、生きた人がいて、生きた言葉がある。
そう感じるかどうかは、読み手次第だろうけど。
孫引きになるが、永瀬清子という詩人を初めて知った。
「挫折することのない人は信用できない。
人は宿命として挫折によって『人間』を獲得する。
心をこめた仕事であれば苦しみがなくて完成しようか。愛することを知るものが悩みなくてありえようか」
挫折によって「人間」を獲得する、その意味が、少し分かる気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読書のモチベーション向上のために読んだ。
少し向上。 -
目次を見ると、なかなか良い感じです。
Amazon↓
http://www.amazon.co.jp/gp/product/toc/4771024073/ref=dp_toc?ie=UTF8&n=465392
晃洋書房のPR
http://www.koyoshobo.co.jp/booklist/1776/ -
読書論ではなく読書案内
おもしろかったのでいくつか読んでみたい -
資料ID: W0171562
分類記号: 019||W 12
配架場所: 本館1F電動書架A -
他人の思考に触れて、自分の思考の浅さ、未熟さを知る。柔軟な思考が刻む文体のリズムに酔う。こうした体験を通して自分に反省のまなざしをそそぎ、他者への想像力をはぐくむ。
読む、考える、書くは常に三位一体である。考えたことを書かないと意味がない。 -
閲覧室 019||ワダ