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- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784771032095
感想・レビュー・書評
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ガバナンス理論の「統制」「合理化」「抵抗」を応用して貧困ガバナンスという観点から,日英の貧困対策を分析していた。日本の分析は生活保護と生活困窮者自立支援制度が対象。
グラムシの「統合国家」の話があった。それは政府と市民社会が結託して,持続可能で強制的かつ合意的な関係が構築されている状況を指すようだが,ワークフェアの政策展開とどのように関連しているのかがわかりにくかった。政府と就労支援をしている民間団体の関係のことなのかどうか。あと日本にあてはまるのかとうかも気になった。
また,貧困ガバナンスの「抵抗」は市民社会の側の「抵抗」のこととされ,生活保護裁判等が例として論じられていたが,生活保護バッシング等の市民社会の逆の動きはどのように位置づけたらいいのかも気になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
開発目標1:貧困をなくそう
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東2法経図・6F開架:368.2A/Y31h//K
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