株主指向か 公益指向か―日本型コーポレートガバナンスを求めて

著者 :
  • 晃洋書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771032705

作品紹介・あらすじ

これまでの「会社は誰のものか」という内外の議論を整理し,株式会社の構造,取締役会の構成といった具体的な提案とともに,日本企業にあったコーポレートガバナンスのあり方を展望する.長年,海外の投資家と対話をつづけてきた著者の経験をふまえて書かれた,企業経営の入門書としても役立つ一冊。

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  • コーポレートガバナンス・コード
    ①株主の権利・平等性の確保
    ②株主以外のステークホルダーとの適切な協働
    ③適切な情報開示と透明性の確保
    ④取締役会等の責務
    ⑤株主との対話(15)

    海外の機関投資家との対話
    1.現在のコーポレートガバナンスに対する機関投資家の評価
    2.「社会の公器」は機関投資家の理解を得られるか
    3.「伊藤レポート」をどう理解するか
    4.内部留保はどれだけ必要か(16)

    「お客様が何を求めているのか」という問いかけは何度も受けたが
    「株主の意見を聞いてみよう」という言葉を聞くことはなかった。(16-17)
    「何人も制約のない決定権限を持つべきでない」(18)

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著者プロフィール

1956年、東京都生まれ。自動車メーカーにて海外勤務を経たのち、渉外部長、総務部長を務め、現在は社長付。海外では販社開発、国内では政官財界との折衝、リスクマネジメント対応、株主対応などを管轄した。ビジネス研究の傍ら、マーケティングやマネジメントに関する書籍の執筆、欧米の関連書籍の翻訳を行うほか、都内の大学院で教鞭にも立っている。著書には「なぜ欧米人は平気でルールを変えるのか」「日本国憲法はどう生まれたか」(以上はディスカヴァー携書)、「白洲次郎に学ぶビジネスの教科書」(講談社)、翻訳書には「想定外」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、「成功のタネを蒔く人」(幻冬舎)、「ストア・ウォーズ」(同友館)など多数がある。

「2017年 『NO BAGGAGE 心の「荷物」を捨てる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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