NO BAGGAGE 心の「荷物」を捨てる

  • 秀和システム
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784798051635

感想・レビュー・書評

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  • 2017.06.19 朝活読書サロン

  • ジェフはミニマリストと言うか、変わり者。そんな彼とモノを持たずに旅をする事にしたクララ。出発前、彼女は真面目な性格ゆえに心を病んでいた。
    私もミニマリストには憧れる部分もあったけど、ジェフの様な究極の旅をする勇気は無いし、とにかく清潔第一でいたい。それがかなわない旅は不快で仕方ないと思う。
    クララはそんな試練も乗り越えて、ジェフとぶつかりながらも旅を続ける。そして心が成長して帰国する。
    途中、クララがかわいそうで仕方ないシーンが何度かあって、辛かった。


    47

  • 才女として大学卒業、社会に出て拒食症など心を病んだ女性が回復の過程で体験することになった、出会い系サイトで知り合った大学教授と荷物なし、予約なし、プランなしでの8カ国21日間の旅を通じての体験と成長のお話で、基本的にはノンフィクションと思われる。
    荷物なしといえど、スマホとインターネット、そしてクレジトカードは必須の旅のツールなのが現代的というか中途半端な感じはするが、飛行機もタクシーも含めて行動の可能性に対応するのも面白いとは思う。
    カバーの裏にこの旅行時のものと思われる写真、あとがきの後ろに後に日本を訪れたときの写真もあり、ノーバゲージの旅を受け入れ、楽しんでいることが伝わる。
    アメリカ才女の情報(映画、食べ物、ファッション、歴史など)にあふれていて楽しくもあるが、人としての心の成長の物語には邪魔にも感じられた。
    17-145

  • 何も荷物を持たないでトルコ行きの飛行機に出会い系サイトで知り合った男性と旅行に行くことにした、鬱病を患っていた白人女性の自分探しの本。
    彼女自身、何故こんなことをと思いながら少しずつ自分と向き合ったり、感情の変化をきっちりと見つめ直せていてその変化ぶりがなかなか楽しく読める。
    頭もいいなあと言うか良すぎて絶望しちゃったんだろうね。

    先進国の女性は結構共感できる人が多いと思う。

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著者プロフィール

米国テキサス州在住のフリーライター。大学卒業後、一種の心の病に悩んだが、リハビリを経てOL生活に復帰。その後仕事を辞め、デートサイトで知り合った男性大学教授と荷物なし、予約なし、プランなしの8か国21日間の旅に出る。本書はその旅の内容をまとめた著者のデビュー作。フランクフルトブックフェアの話題作となり、現在、世界中に版権が譲渡され、映画化も決定した。

「2017年 『NO BAGGAGE 心の「荷物」を捨てる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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