一帯一路――多元的視点から読み解く中国の共栄構想

  • 晃洋書房
4.00
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 6
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (268ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784771033641

作品紹介・あらすじ

中国が推し進める「一帯一路」構想は、世界に大きなインパクトをもたらしている。果たしてそれは中国による覇権を目指す新帝国主義か、あるいは平和と繁栄をもたらす共栄構想か。本書は、「一帯一路」の姿を経済・国際関係・国際法・安全保障など多元的な視点から分析。日本と中国の研究者が議論を重ね、一帯一路のあるがままの姿を描き出そうとした画期的な成果。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 一帯一路についての、中国の上海社会科学院と日本の京都産業大学の研究者による12本の論文から構成されている。
    歴史的中国経済周期など経済史、バリューチェーン貿易、対外投資新戦略、日本外交や日露の戦略、RCEPとの関係、政治と経済の相互作用、国際法、グローバルジハード、機能的論理、援助政策などの観点から。
    中国の研究者の論考は自分の受け止め方、考え方と大きく異なったので違和感はありつつも面白かった。

  • 東2法経図・6F開架:319.2A/C29i//K

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

京都産業大学経済学部教授

「2021年 『一帯一路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東郷和彦の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×