- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772190121
感想・レビュー・書評
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今回は印象に残る話が多い。例えば「一つ目、二つ目、三つ目」。姉妹の中で差別の対象となるのが二つの目を持った少女であり、結局その子が幸せになるのである。私にはとても語れないし、笑えない。「千枚皮」は、父が娘に男女間の愛情を持ってしまう話で、その過程も結末も素直に感動できない。なのに引き込まれてしまうのはなぜだろう。人間の本質をついていて、何の隠し立てもないからかもしれない。昔のお話のいいところは、道徳的、世間体といった壁が取り払われているところにあるような気がする。
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『赤ずきん』小2読み聞かせに◎
収録作品
●おおかみと七ひきの子やぎ
●おいしいおかゆ
●ホレおばさん
●おどっておどってぼろぼろになったくつ
●ルンぺルシュティルツヘン
●金の鳥
●つぐみひげの王さま
●熊の皮を着た男
●鳴いてはねるひばり
●ならずもの
●マリアの子
●がちょう番の娘
全12話収録 -
赤ずきん/おおかみときつね/一つ目、二つ目、三つ目/三まいの鳥の羽/森のなかの三人のこびと/青いあかり/かしこい百姓娘/しあわせハンス/千枚皮/鉄のハンス
全10話収録
原文に忠実な翻訳で、素朴で骨太なグリムの魅力を伝える。練られた訳文は、声に出して読みやすく、聞いているとお話の情景が浮かんでくる。 -
多摩図書館が編集した、子どもへの読み聞かせに適した推奨本の一冊。
「昔話は、タカラの山です」として紹介。 -
このシリーズのグリム童話は全6巻だがどれもおもしろい。有名な作品だけではなく、絵本にはなっていないような作品も含め楽しめる。親による読み聴かせももちろんだし、子どもが自分で読めるようになってから読む本としてもおすすめ。
第5巻では「赤ずきん」はもちろんだが、個人的には後半の「千枚皮」「鉄のハンス」がお気に入り。大きな愛情を感じられる作品。 -
「森のなかの三にんのこびと」
を覚えたいけど、長い。。いつかチャレンジしたい。
「かしこい百姓娘」
『ですから、わたくし、あなたを持ち帰らせていただきましたの』なんて言われたら…ぜったい好きになっちゃうだろ…! -
請求記号【94 グ 5】昔話は、耳で楽しむおはなしです。