トラウマの臨床心理学

著者 :
  • 金剛出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772406024

作品紹介・あらすじ

阪神・淡路大震災などを契機にして、わが国においても「トラウマ」という言葉が広く知れ渡るところとなった。しかしその概念を曖昧にしたまま適用が拡大されていった結果、心の傷はすべてトラウマであるといった発想がもたれる結果ともなった。本書では「トラウマとは何か」という本質的な問いかけにさまざまな角度から接近し、再現性を核としたトラウマのメカニズムの解明を試みる。

感想・レビュー・書評

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  • トラウマの概論から始まる本で、どちらかと言えば、虐待や性的、身体的暴力ケアが中心になっている本!

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著者プロフィール

サンフランシスコ州立大学教育学部カウンセリング学科修了。現在、大阪大学人間科学部助教授。虐待などでトラウマを受けた子どもの心理臨床活動を行っている。
【主な著書・論文】
『子どもの虐待——子どもと家族への治療的アプローチ』誠信書房、1994年。『子どものトラウマ』講談社、1997年、ほか。
訳書、アルバート・E. トリーシュマンほか『生活の中の治療——子どもと暮らすチャイルド・ケアワーカーのために』中央法規出版、1992年。
エリアナ・ギル『虐待を受けた子どものプレイセラピー』誠信書房、1997年。
ベセル・A. ヴァン・デア・コルクほか編『トラウマティック・ストレス——PTSDおよびトラウマ反応の臨床と研究のすべて』 誠信書房、2001年、ほか。

「2005年 『子どもが虐待で死ぬとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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