- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772410090
作品紹介・あらすじ
教育現場で子どもの自殺に対応している執筆者を加え、最新のデータを挿入して大幅な改訂を行った新訂増補版。
感想・レビュー・書評
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080602 by朝日
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第1章 自殺の現状と自殺予防の基本概念
第2章 自殺予防プログラムとは何か
第3章 教師を対象とした自殺予防プログラム
第4章 生徒を対象とした自殺予防プログラム
第5章 親を対象とした自殺予防プログラム
第6章 わが国における実践例
第7章 学校における相談体制
第8章 教師のためのバーンアウト対策
第9章 ポストベンション:不幸にして自殺が起きてしまったときの対応
第10章 自殺報道についてのマスメディアへの提言
第11章 症例検討
第12章 自殺に関するQ&A
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年間自殺者数が3万人を超える緊急事態の続くわが国の自殺の現状は,相変わらず深刻である。加えて自殺未遂者は,少なく見積もっても既遂者の10倍は存在すると言われる。このような背景から,2006年には自殺対策基本法が成立し,2007年には自殺総合対策大綱が発表された。
本書初版は,わが国でも初の自殺予防マニュアルとして好評を博したが,この度,教育現場で子どもの自殺に対応している執筆者を加え,最新のデータを挿入して大幅な改訂を行った。
近年,いじめ自殺が大きく取り上げられ,学校での対応,家族,医療機関,地域社会との連携の重要性が認識されるようになった。本書では,学校における相談体制,教師のためのバーンアウト対策にも言及し,現場で働く人々のニーズに応えようとしている。 -
2008.12.23買取