- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772415132
作品紹介・あらすじ
怒りは誰にでも生じるものである。
それ自体によい,悪いはない。怒りそのものは「何かが問題である」というメッセージとして生じるものであり、加えて「その何かを変えようとする活力を与える」ものである。
問題なのは、その怒りの感情をうまくとらえられなかったり、うまく処理できないことなのである。本書では、怒りを11種類に分け、それぞれの怒りについて理解を深めていく。
感想・レビュー・書評
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健全な怒りという概念が素晴らしいと思った。
実践編としては、同じ金剛出版から出ているストレス軽減ワークブックを利用した。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怒ることは当たり前で、怒りはなにか問題が起きていることを教えてくれるメッセージ、という発想が新鮮だった。怒りを、物事を改善するための健全な方向に使えているか、今後意識していこうと思う。そのために自分の怒りを言語化するヒントが本書にたくさんある。
本自体はうまくまとまっているとは言い難く、読みにくいところがあるが、上記の考え方を知れただけでも価値があった。 -
怒りに対してさまざまな対応方法が書かれています。
べき はやめるべきことですね。もう、使ってしまいましたが。 -
図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」
クラブ・サークル名 バレーボール部
請求記号:141.6/Po
所蔵館 2号館図書館 -
アンガーマネジメント、あんまり詳しくないが、なんとなく知っている気になっているジャンル。
「数秒間待って、自分が今怒っていることに気づく。それを受け入れつつ、自分が何を欲しているかに意識を向ける」みたいなもんだろうと思っていた。
最近、読んだアンガーマネジメントの入門を読んでも、概ね、そんな感じであったが、この本によると怒りには、似ているものもあるが、11もの種類があって、さらに複数の怒りが絡まっていることもある。そして、怒りへの対処法もそれぞれある。
アンガーマネジメントの本格的な領域に急に入って、これはこれこれで、広く、深い世界だな、と思った。
「怒り」というネガティブ感情に向きあい、それと付き合っていくだけで、たくさんの努力が必要そう。これやっているだけで精一杯で、その先に進めなくなっちゃう感じも。。。。
でも、「怒り」のエネルギーを認め、そこをポジティブに使うことができれば、自然にその先に進み始めるのかも?
自分は、あんまり「怒り」の感情で悩むことは少ない気がしているのだが、自分では意識してなかったけど、まあ、色々、ありそうだな。
この領域も、もうちょっと、深めてもいいかも。