アンガーマネジメント 11の方法―怒りを上手に解消しよう

  • 金剛出版
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本棚登録 : 137
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772415132

作品紹介・あらすじ

怒りは誰にでも生じるものである。
それ自体によい,悪いはない。怒りそのものは「何かが問題である」というメッセージとして生じるものであり、加えて「その何かを変えようとする活力を与える」ものである。
問題なのは、その怒りの感情をうまくとらえられなかったり、うまく処理できないことなのである。本書では、怒りを11種類に分け、それぞれの怒りについて理解を深めていく。

感想・レビュー・書評

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  • 健全な怒りという概念が素晴らしいと思った。
    実践編としては、同じ金剛出版から出ているストレス軽減ワークブックを利用した。

  • 怒ることは当たり前で、怒りはなにか問題が起きていることを教えてくれるメッセージ、という発想が新鮮だった。怒りを、物事を改善するための健全な方向に使えているか、今後意識していこうと思う。そのために自分の怒りを言語化するヒントが本書にたくさんある。

    本自体はうまくまとまっているとは言い難く、読みにくいところがあるが、上記の考え方を知れただけでも価値があった。

  • 怒り回避型、陰湿な怒り、内に向けられる怒り、突然の怒り、恥に基づく怒り、意図的な怒り、興奮するための怒り、習慣的な敵意、恐れに基づく怒り、道徳的な怒り、嫌悪

    怒りは人生の中でごく普通のものとして扱われるものである。
    怒りは問題が起きていることの信号である。
    怒った際の行動は、より慎重に選ぶ。
    制御不能にはならない程度にほどほどにする。
    目標は、怒り表すことではなく問題を解決することにある。
    怒りは他の人が理解できるように明確な方法で伝える。
    怒りは一時的なもの。問題が解消すれば消える。

  • 怒りに対してさまざまな対応方法が書かれています。
    べき はやめるべきことですね。もう、使ってしまいましたが。

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 バレーボール部

    請求記号:141.6/Po   
    所蔵館 2号館図書館

  • アンガーマネジメント、あんまり詳しくないが、なんとなく知っている気になっているジャンル。

    「数秒間待って、自分が今怒っていることに気づく。それを受け入れつつ、自分が何を欲しているかに意識を向ける」みたいなもんだろうと思っていた。

    最近、読んだアンガーマネジメントの入門を読んでも、概ね、そんな感じであったが、この本によると怒りには、似ているものもあるが、11もの種類があって、さらに複数の怒りが絡まっていることもある。そして、怒りへの対処法もそれぞれある。

    アンガーマネジメントの本格的な領域に急に入って、これはこれこれで、広く、深い世界だな、と思った。

    「怒り」というネガティブ感情に向きあい、それと付き合っていくだけで、たくさんの努力が必要そう。これやっているだけで精一杯で、その先に進めなくなっちゃう感じも。。。。

    でも、「怒り」のエネルギーを認め、そこをポジティブに使うことができれば、自然にその先に進み始めるのかも?

    自分は、あんまり「怒り」の感情で悩むことは少ない気がしているのだが、自分では意識してなかったけど、まあ、色々、ありそうだな。

    この領域も、もうちょっと、深めてもいいかも。

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