ステップファミリーのきほんをまなぶ-離婚・再婚と子どもたち

制作 : SAJ(ステップファミリー・アソシエーション・オブ・ジャパン) 
  • 金剛出版
4.00
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 44
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772416511

作品紹介・あらすじ

ステップファミリーの基本知識をQ&Aやマンガを使って学び、実親・継親・子どもたちすべてが幸せになるような人生へと導く一冊。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 不明(白金)

  • ステップファミリーのメンバーはどのように関係を築いていくといいのかがわかりやすく書かれていて、とても勉強になりました。当事者にはもちろん、ステップファミリーと関わる人にぜひ読んでもらいたい一冊。この本の内容をまとめた資料などが、再婚時の婚姻届を役場で提出する時などに配布されるとより理解が広がりやすいんじゃないかなあと思いました。
     ためになった部分の抜粋:ステップファミリーが初婚家族のような状態を目指すと家族間に苦痛が生じやすい。家族みんな一緒の時間ではなく、一対一の時間を重視し、メンバーそれぞれとの関係が大切だと実感できるようにする。継親と子供は、礼節を守る程度の付き合いでOK。継親は厳しく、実親は甘くなりやすいため、子育て方法で対立しやすい。子供は新しい家族に実親を奪われたように感じたり、パートナーは親密な実親子に疎外感を感じたり、家族内で部内者と部外者に分かれることが完全になくなることはない。

  • 実親、継親、子ども、それぞれの立場から書かれている。
    一概に難しいと決めつけるのではなく、こういう風になりやすいから、気を付けてこうしてみたらいいのでは?と提案してくれる本。

    結局、ステップファミリーではなくても家族の問題はあるけど、ステップだと、それが血がつながっていないせいとか、時間を過ごしてないせいとかにされやすい。

    だからこそ、こうして淡々と描かれている本は貴重。
    あまりに情報がなさ過ぎて模索感ハンパないから。

    当事者にも、それを支える人たちにも読んで欲しい。

全3件中 1 - 3件を表示

野沢慎司の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×