バウムテストQ&A

著者 :
  • 金剛出版
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772416900

作品紹介・あらすじ

一見簡単そうに見えて、使ってみると実は結構難しいバウムテスト。
なぜ「木」なの? なぜ3枚も描く必要があるの? 検査中どうしていればいい? 「描きたくない」と言われたら? 木の画を描いてもらうだけなのに、被検者に聞かれたら困ってしまうような質問をQ&Aで解決していく。
後半には事例を用いて、1からバウムテストの読み方を解説する。

感想・レビュー・書評

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  • カスティーラは持っているがストラは知らないということでKindleで読んでみた。

    描画法まで、ロールシャッハのエクスナー法のようにしてしまうのか?という疑問が浮かぶ。

    本に3事例書かれていたが…。結局、その人のストーリーに沿った解釈になっているし、心理検査というより治療過程で使っているようなかんじなので…。
    統計・客観性を求めた所見作成からズレた着地点になっているのではないかと感じた。

    コッホやボーランダー、その他の描画法、象徴解釈から勉強してきて、臨床してきた身としてはこの本がファーストチョイスされたら怖いなと感じた。つっこみどころが満載だったが、この先生の他の著書を読んでいないし、あまり安易なことは言いたくないので控えようと思う。

  • 【新着図書ピックアップ!】木を描いてもらい、評価と治療を行う、バウムテスト。なぜ、木? なぜ3枚も描くのか? 「夢の木が描けない」といわれたら?丁寧なAの部分を読むと、バウムテストに限らず、心理検査の評価で気を付けるべきことがよくわかる。後半はバウムテストの読み方について。
    [New Book!]This is a very comprehensive book on Baumtest.

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著者プロフィール

1949年生まれ。1975年早稲田大学文学部卒業。1979年慶應大学大学院修士課程フランス文学専攻中退。1985年東京医科歯科大学医学部卒業。茨城県立友部病院、国立武蔵野学院、八王子医療刑務所、千葉刑務所を経て、2004年から2016年まで創価大学教育学部教授(臨床心理学専修)。現在、医療法人社団あべクリニック理事長院長。主な著書に『バウムテストQ&A』(金剛出版 2019)『バウムテストの読み方』(金剛出版 2013)『精神医療過疎の町から』(みすず書房 2012)、主な訳書に、R・ストラ監修『バウムテスト』(金剛出版 2018)G・ブノワ、J-P・クライン『児童精神医学』(白水社 2013)R・ストラ『バウムテスト研究』(みすず書房 2011)J・オックマン『精神医学の歴史』(白水社 2007)L・フェルナンデス『樹木画テストの読みかた』(金剛出版 2006)J-P・クライン『芸術療法入門』(共訳 白水社 2004)J・オックマン『精神医学の歴史』(白水社 2007)D・ドゥ・カスティーラ『バウムテスト活用マニュアル』(金剛出版 2002)がある。

「2020年 『バウムテスト研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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