周産期メンタルヘルスにおけるボンディング障害ー日本語版スタッフォード面接を用いた新しいアプローチ

  • 金剛出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772419369

作品紹介・あらすじ

ボンディング(bonding)とは,「母親のわが子に対する情緒的な絆」のことであり,「ボンディング障害」は,不適切な養育のリスクとなり得る臨床的問題を抱えた,精神疾患を超えて広く妊産婦と子どもの育ちに関わる重要な概念である。

 今回本邦初の出版となる,「日本語版スタッフォード面接」は,妊婦と胎児の、そして産後の母親と赤ちゃんのさまざまな問題に特化した効果的な臨床評価面接である。この面接結果に基づいた妊産婦へのケアは,母子とその家族のメンタルヘルスにより有効に働き,長期的な子どものウェルビーイングの向上につながる。

本書では,この面接を用いた事例を取り上げ詳細に解説しており,この面接法の理解に役立つ。また,その他の事例も通して,ボンディング障害を含めた周産期精神医学を包括的に学習できる。
精神科医,産婦人科医,小児科医,助産師,看護師,保健師,公認心理師,臨床心理士,社会福祉士など幅広い専門家にとって,周産期メンタルヘルスの全貌を理解するための有効な知見を与えるものである。

感想・レビュー・書評

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  • 4月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003646965

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著者プロフィール

メンタルクリニックあいりす 院長、日本乳幼児医学・心理学会 理事。Marce Society 周産期メンタルヘルス国際学会日本支部 会長。九州大学大学院医学系学府医学専攻精神病態医学 臨床教授。

「2018年 『ラター 児童青年精神医学【原書第6版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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