- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784773063646
作品紹介・あらすじ
「ルーシィ……、明日も、一緒にいてくれ」
薬草採取しかできない下級冒険者は、戦闘に巻き込まれて死んだ──
はずが、冷酷な冒険者・リカルドに拾われた仔狼に転生していた。
ルーシィと名付けられ、甲斐甲斐しく世話をされる日々。
噂とも、冒険者時代に垣間見た彼とも違う一面に、ルーシィは次第に惹かれてしまう。
はじめて発情期が訪れた日、ルーシィは昂るままにリカルドへ告白するも「俺とルゥは家族だろう?」と告げられて……!?
愛を知らない最強冒険者×落ちこぼれ人狼の溺愛冒険譚
感想・レビュー・書評
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可愛い人狼ルゥ✖️特級冒険者様 リカルドのドラゴンとの戦闘に巻き込まれて亡くなった下級冒険者が一緒に巻き込まれて亡くなった人狼の子の体に黄泉がえりリカルドに拾われて育てられる
溺愛は溺愛なのだけれど恋愛的な関係になるのは時間が掛かり後の方、ズブズブの新婚状況は微笑ましい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伊達先生らしい、可愛らしい作品でした。
表紙・帯・序盤のプロローグと、期待通りというか、想定内。どストレートど真ん中。良くも悪くも宣言通りでした。
全体的に、転じる部分がなかったのが物足りなく感じた原因かなー。 -
特級冒険者×オオカミになった下級冒険者
孤高の攻めがルゥに出会うことにより、愛することと愛されることを知る物語。
ルーシィは薬草取りくらいしかできない下級冒険者。ある日山で薬草とりをしていたら、攻めとドラゴンの戦闘に巻き込まれてしまいます。命が尽きそうな時に目にしたのが捨てられた子オオカミ。目を覚ました時は自分があの子オオカミになっていました。
受けは攻めによってデロデロに溺愛されますが、攻めがなんだか健気なんですよね…。オオカミがまた体が弱いから、まるでお母さんみたいにご飯作ったりお風呂にいれてやったり。普段は無愛想で無敵でみんなに尊敬される冒険者が、家ではせっせと受けの世話を焼くとかギャップがすごい。そして本人も自覚できるくらい愛されている故の悩みは、攻めが愛情に慣れていないせいでしょうね。切なかったです。ひたすら甘いお話でした。