出会いの痕跡 (末盛千枝子ブックス)

著者 :
  • 現代企画室
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784773823028

作品紹介・あらすじ

日本を代表する彫刻家・舟越保武の長女に生まれ、美智子さまの講演録の編集者としても知られる末盛千枝子が、その波乱に富んだ人生の途上で出会った人々との思い出を語る。
貴重な写真や芸術家一家、舟越家の人々の作品も多数掲載。

千枝子姉は決して順調でなめらかな人生を歩んできたわけではない。その芯の強さは、子どもの頃から読んできた絵本や文学によって与えられたあたたかくやわらかいものによって作られた強さなのではないかと私は思っている。  −舟越桂


[目次]
口絵: 末盛千枝子の仕事と人生/舟越保武の作品/舟越桂の作品/舟越直木の作品 舟越道子、苗子、茉莉、カンナの作品
末盛千枝子エッセイ ※『岩手経済研究』(2018-2021)連載・新潮社『波』寄稿を改稿
はじめに/第1章:舟越家の人々/第2章:憲彦・武彦・春彦/第3章:松尾だより/第4章:友人たち/ あとがきにかえて「あのほほえみを―天に一人を増しぬ」
寄稿: 「姉・千枝子のこと」 舟越桂(彫刻家)/「舟越家の人々」 末盛春彦(本展ゲストキュレーター)
「末盛千枝子の仕事」 前田礼(本展企画者、市原湖畔美術館館長代理)
末盛千枝子年譜/出版リスト

[展覧会]
末盛千枝子と舟越家の人々 ―絵本が生まれるとき
会期:2023年4月15日[土]―6月25日[日]
会場:市原湖畔美術館
出展作家:安野光雅、井沢洋二、M.B.ゴフスタイン、津尾美智子、はらだたけひで、舟越保武、舟越桂、舟越直木、舟越道子、舟越苗子、舟越茉莉、舟越カンナ、末盛千枝子

感想・レビュー・書評

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  • 末盛千枝子と舟越家の人々 ―絵本が生まれるとき― | 市原湖畔美術館/ICHIHARA LAKESIDE MUSEUM
    https://lsm-ichihara.jp/exhibition/chieko_suemori_and_funakoshi_family/

    現代企画室
    http://www.jca.apc.org/gendai/onebook.php?ISBN=978-4-7738-2302-8

  • 「末盛千枝子と舟越家の人々」展@市原湖畔美術館 ミュージアムショップにて購入

    美しい文章を書かれる方は、きっと、出てくる言葉の何倍、何十倍もの美しいものを、それまでにインプットされてきたのではないかしら。
    末盛千枝子さんのこちらのエッセイを読んで、そう思いました。
    1941(昭和16年)のお生まれで、お父様は彫刻家の舟越保武さん。お母様の坂井道子さんも、自由律俳句の句人でいらしたとのこと。
    舟越家の本棚には、どんな書物たちが並んでいたのでしょうか。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/563862

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著者プロフィール

1941年彫刻家の父・舟越保武、母・道子の長女として東京に生まれる。彫刻家・詩人の高村光太郎により「千枝子」と名付けられる。 4歳から10歳まで父の郷里・盛岡で過ごす。慶応義塾大学卒業後、絵本の出版社に入社。8年間、主に海外への版権販売を担当する。「夢であいましょう」などの音楽番組で知られる NHKディレクターと結婚、2児の母となるが、夫の突然死のあと、ジー・シー・プレスで絵本出版を手がける。最初に出した本のうちの1冊『あさ One morning』がボローニャ国際児童図書展グランプリを受賞、ニューヨーク・タイムズ年間最優秀絵本に選ばれる。その他、M.B.ゴフスタインなど国内外の絵本を出版。1988年、 すえもりブックスを立ち上げ、独立。まど・みちおの詩を美智子さまが選・英訳された『どうぶつたち THE ANIMALS』やご講演をまとめた『橋をかける―子供時代の読書の思い出』など、話題作を次々に出版。1995年、古くからの友人と再婚。2002年から2006年まで国際児童図書評議会(IBBY)の国際理事をつとめ、2014年には名誉会員に選ばれる。2010年、岩手県に移住。2011年から10年間、「3.11 絵本プロジェクトいわて」の代表を務めた。2023年、市原湖畔美術館で「末盛千枝子と舟越家の人々―絵本が生まれるとき―」展開催。
主な著書に『人生に大切なことはすべて絵本から教わった1、2』(現代企画室)、『ことばのともしび』(新教出版社)、 『小さな幸せをひとつひとつ数える』(PHP研究所)、 『「私」を受け容れて生きる』(新潮社)、『根っこと翼・皇后美智子さまという存在の輝き』(新潮社)などがある。

「2023年 『出会いの痕跡』 で使われていた紹介文から引用しています。」

末盛千枝子の作品

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