確率のエッセンス ~大数学者たちと魔法のテクニック~ (知りたい! サイエンス)

著者 : 岩沢宏和

• 技術評論社 (2013年10月29日発売)

作品紹介・あらすじ

パスカル、フェルマー、ライプニッツ、オイラー、ラプラス…といった大数学者たちは、サイコロやカードゲームの問題に挑戦し、新たな数学の世界を切りひらいてきた。初歩的な間違いをすることもあれば、思いもよらぬ見事な解法を発見することもあった。彼らのエピソードも交えながら、確率のエッセンスを紹介。

感想・レビュー・書評

[bookhakkaさんの感想 · 2014年7月3日]

古典的な確率問題がトリビア的なことを踏まえた解説で語られており興味深かった。ただ、初学者には答えに至るまでの数式が簡潔過ぎて難しいと思われる部分もあった。

[0107springsteenさんの感想 · 2013年12月20日]

★2.5。
当方、完全に数学の基本的数式を忘却の彼方に捨て置いてしまってます。
したがってこの本をにやにや楽しむ余裕さえない始末ということで、自戒の念を込めた★勘定です。
ただ一つだけ、期待していたほどには広がりが感じられなかったかな。それが3つを付かなかった理由ということにさせてておいてください、すみません。

著者プロフィール

〔翻訳担当：第二部第三講〕
1966年生。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。現代哲学専攻。著書：『リスク・セオリーの基礎』（培風館）。訳書：ストラウド『君はいま夢を見ていないとどうして言えるのか』（共訳、春秋社）、パトナム『存在論抜きの倫理』（同、 法政大学出版局）。

「2011年 『心・身体・世界　〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」