咸臨丸にかけた夢: 幕末の数学者・小野友五郎の挑戦

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  • くもん出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774327099

作品紹介・あらすじ

「大海原へ出たら測量と計算ができなきゃ、船は目的地へ着けねえ。それをするのはナビハートルの仕事だ。訳せば航海士だな。小野先生は立派な航海士になれるぜ」

幕末に、勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎らを乗せて、太平洋を横断した江戸幕府の軍艦・咸臨丸。日本人の操縦による初めての太平洋横断という偉業を航海長として支えたのは、小野友五郎という数学者だった。
日本独自の数学・和算の才能を伸ばし、技術者として日本の近代化につくした数学者の生涯を描く。

得意な数学の才能を伸ばすことで、技術者として近代化に貢献し、日本とアメリカ、江戸と明治、和算と西洋数学の架け橋となった数学者・小野友五郎を主人公にしたはじめての児童書です。

感想・レビュー・書評

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  • 2021/07/16 更新

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著者プロフィール

鳴海 風(ナルミ フウ):1953年、新潟県生まれ。東北大学大学院、愛知工業大学大学院、名古屋商科大学大学院それぞれで工学修士、博士(経営情報科学)、MBAを取得。1992年『円周率を計算した男』で第十六
回歴史文学賞。2006年日本数学会出版賞。『円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦』(くもん出版)が第六十三回青少年読書感想文全国コンクール中学校の部課題図書。主な著書に『算聖伝 関孝和の生涯』(新人物往来社)、『江戸の天才数学者』(新潮社)、『美しき魔方陣』(小学館)、『ひらけ蘭学のとびら』(岩崎書店)などがある。

「2022年 『遊歴算家・山口和「奥の細道」をゆく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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