- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774327525
作品紹介・あらすじ
屋根裏のヤモリ探偵、モリーの事務所に、
クモがたべられたという情報が入る。
クモがやられるのはもう3匹目。
モリーは娘のジュニアといっしょに、捜査にのりだす。
ヒキガエルの親分の聴取、まちのうわさのききこみ、
現場の調査・・・そのとき、モリー親子におそいかかる影が!
はたして、屋根裏の平和は守られるのか?
みどころは、クールなモリーと、助手であり娘のジュニアの絆。
そして、屋根裏の街の緻密な世界観と、超個性的な住人たち。
ハードボイルドなのに、親子でワクワク楽しめる!
コマヤスカンがおくる、ちょっと辛口、新感覚の探偵絵本!
感想・レビュー・書評
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細部の描き込みが半端ではないコマヤスカンさんの絵本。
今回はヤモリの探偵モリーが、3匹のクモを食べた犯人を探す。おまけにヒキガエルの親分ドン・ゲーローのおたまじゃくしも一匹いなくなっている。
おたまは無事なのか。また犯人は何者なのか。
展開は荒唐無稽。それもまた愉快なのだけれど、とにかく各ページの絵を見るのが楽しい。
例えば「やねうら」の街並みも細かい。
雑居ビルの室内まで描かれている。どこかに物語の伏線が描いてあるのだろうなと思いつつ、ストーリーはどうでもよくなって絵に見入ってしまう。
アシタカグモの殺人現場ならぬ殺グモ現場に、クモの脚が転がっていて、それが白チョークで囲まれているのには笑った。
繰り返し読む(見る)に耐える絵本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんていうかシュール。車、足で動かすのねw
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シュールなかんじで、面白い。
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おどろおどろしい絵本だ(汗)